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音のない詩  作者: 星野紗奈
8/31

1day

 どうも、しゃーなこと星野紗奈です。こちらをしばらく更新していなかったので、戻ってきました(^^)

 この「音のない詩」は、すごく多くの方に見ていただいているようなので、これからもできる範囲でがんばっていきたいと思います!


それでは、どうぞ↓

もし願いが叶うのなら もう一度あの日に戻ろう

そんなことを考えて 雨に濡れたのはいつだったか



日が昇って目が覚めて また同じ日を繰り返すの

そうやっていつまでも夢の中に 閉じこもっていれば怖くないの

私の手が届く場所に 君がいることが優先事項

ここでなら君の存在を 証明することができるんだ


一人つぶれそうな夜も 二人泣いて分かち合った

三人目はいなくていい 私と君だけの世界を

他人なんていらないと 私が願ってしまえば

ここではなんでもできるの またあの日を作り出せる


何度目かもわからない 夏休みの一日目

君の笑顔も汗も言葉も 全部全部忘れられない

消えてしまうくらいならば 私から離れないでと

ずっと繰り返しているの 大好きな君と私の1day



夜が明けて鳥が鳴く まぶしい光で目を覚ます

終わることのない宿題を ただ一人眺めていた

不思議なことに制服は しわが付くことを知らないようで

同じ服を着続けて 私はいつまでもこのまま


一つ思い出し始めたら 二つめが追いかけてくる

三つめが来たらかきけして またもとのゼロに戻すの

君が消えないことを 私が事実とすれば

ここではなんでもできるの またあの日を取り戻せる


何度目かもわからない 夏休みの一日目

君の笑顔も汗も言葉も 全部全部忘れられない

消えてしまうくらいならば 私から離れないでと

ずっと繰り返しているの 大好きな君と私の1day



一人暗い部屋で泣いて 二人きりの世界がいつも

さんざんな結果になるのなら 私はどうしたらいいの

君が消えてしまうのは まぎれもない事実であって

決して変わらない運命で あの日は二度と戻ってこない


何度目かもわからない 夏休みの一日目

君の笑顔も汗も言葉も 全部全部忘れられない

消えてしまうはずがないって すべて私の妄想だった

ずっと逃げていただけなの 好きだった君と私の1day



次君に会う時があったら 今度は私が代わりになる

終わらないあの日を超えて 夏の夢から目覚めよう

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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