ニュースを見て考えたこと
ニュースをボケーっと見ていたら、こんなニュースが流れた。
「裏DVD販売の男、逮捕!」
へー、まだこんなニュース流れるんだ……。
ネットでそのものズバリの映像が溢れているっていうのに、わざわざ裏DVDを買う人がいるんだ。
で、逮捕の男、何と一億以上売り上げていたんだと!
どひゃー!
何というか、呆れたよ。
ちょっと考えた。
一億の売上って、税務署は把握しているんだろうか。
それで提案。
どうせなら刑法の「猥褻物陳列罪」っていうやつを撤廃したらどうだろう。
理由はいくつかあるが、まず裏DVD業者から税金を徴収することができるはずだ。
あとああいうアダルトものには、出演者に対し、出演料を払わない、あるいは意に反する演技を求められるなどの問題があるという。それなら今までの18禁監査組織が「毛が見えた、見えない」とか「あれがモロ見えた、見えない」とかやるより、出演者の権利を守る方向にシフトすべきだ。それに十八歳以下の青少年が出演しているかどうかなど、きちんと把握することも重要だし。
佐々淳行というもと警察組織の人が書いた回想録で、若い頃ブルーフィルムの摘発をしていた、という一文があった。佐々氏は優秀な人物で、数々の難事件にかかわった伝説の警察官だ。そんな優秀な人が、そんな仕事をさせられるなんて、国家的損失だ。
「猥褻物~」の罪名が消えれば、そういった無駄もなくなる。
でもそんなことして、性犯罪が増加するのではないか? という疑問があるだろう。
それにはフランスの例が参考になる。
フランスも以前、日本と同じようにモロだし映像を禁止する刑法を施行していた。
その法律を撤廃し、「見たい人は見ればよい」ということになったら、何と性犯罪が減少したという事実がある。
どうかな?
ぼくの提案、どこか間違っている?




