ちょっと思いついたこと
前回、書き忘れたことがあった。
もちろん「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」のことだ。
途中、あの映画でジャイアンが笛を吹く場面があった。
単に笛を吹くのではない。演奏するのだ。
あのジャイアンがだよ!
しかもうまい!
そうか、ジャイアンは音楽の才能があったのか。
意外でしょう?
つまり歌うのは下手だが、演奏するのは上手い……。
天は二物を与えないなあ。
先日テレビを観ていたら「声紋再現プログラム」というのを紹介していた。
人間の声をサンプリングして、そっくり同じ声にして再生するプログラムらしい。
映画でいえば「ターミネーター」でシュワルツェネッガーのターミネータが、サラ・コナーの母親の声を真似してだます、という場面があったが、あれを実際にできるようになるらしい。
いやー進んでますなあ!
この技術の応用として、たとえば外国映画の出演者の声をサンプリングすれば、本人の声で日本語吹き替えが可能になるということだ。
それ、見たいか?
なんだか日本の声優の価値を無視しているように思うのはぼくだけか?
日本の声優の技術は、実はすごいんですぞ!
アフレコって聞いたことあるでしょう?
あれは「アフター・レコーディング」の略で、画面が先にあって、その画面の口の動きにあわせて、声を吹きこむことだ。
その逆で声を先に吹き込んで、画面を作る方法を「プレス・レコーディング」といって「プレスコ」と略されている。アメリカの劇場公開長編アニメ映画なんかでは、この方法がよく使われている。
アフレコで画面の動きにあわせて声をあてるのは、日本の声優は本当にうまい。時々原語版で外国声優アフレコのDVDを観ることがあるが、やっぱり下手だ! たいてい棒読み!
みなさん、日本の声優を応援しましょう!




