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書店の危機!

 またひとつ書店が消えた……。

 もう、まいっちゃうよなあ!

 近くのショッピング・センターが閉店することになって、そこに入店していた書店も、閉店となってしまった。そのため、本をさがすには、十キロほど離れた国道沿いの大型書店しか、選択肢がなくなってしまった。

 この半年で、ぼくの知っているかぎり、三つの書店が閉店となった。

 どれも、規模の小さな、個人的な書店ばかりだ。

 つまり残っているのは、大型の、ゲームや、携帯、コスメなどを併設している、量販店だけだ。理由として考えられるのは、少子化によって、学校への教材納入が減った。あるいは、単純に本を買う客が減った、などがあげられる。

 あのね、月に一冊以上、本を読む、という人はそういないでしょう?

 この場合、読書といっても、週刊誌や、マンガは数にはいらない。活字だけの、書物を買い求める客はそんんなにいないはずだ。

 こんなことを書くとつい「読書の習慣がへった!」という結論に飛びつきがちだが、ある調査では、ネットで使用頻度の高い言語は、実は日本語だという結果がある。

 英語や、中国語じゃないか、という指摘がありそうだが、実際は日本語の使用率は、高いそうだ。

 ほら、あなたが今読んでいるのは日本語でしょう?

 つまり、日本語を読む、書く、というおもな行為は、ネットのSNSや、メール、ブログ、ホーム・ページなどに移行しているらしい。それが書店での売り上げの減少となり、閉店が相次いだ結果なのかもしれない。

 まあ、これはぼくの個人的な推測だから、実際の書店のオーナーさんは、別の意見があるだろう。たとえば書店で頻発している万引き被害とか、携帯のカメラで誌面を写すとか、いろいろある。

 ぼくも一度、買おうと思った雑誌の、付録のCDロムが盗まれていて、がっかりした経験がある。

 まったく腹が立つよねえ!

 書店の減少という流れはどうしようもないのだろうけど、もうこうなったら「Amazon」か「楽天」で買うか、電子書籍かになるんだろうな。

 でも、やっぱり「今日は新刊がなにか、あるかな?」という楽しみが奪われたのは間違いない。

 全国の書店さん!

 応援してますよ!

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