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ヲタク映画を語るぞ!

 最近、レンタル店でヲタク映画を二本、立て続けに観たので、今回はその感想を書くぞ!

 興味ない?

 でも続けるそ!

 なんか、ぼくの紹介する映画って、こんなんばっか!


 そのタイトルは「ファンボーイズ」と「ピクセルズ」の二本だ。

 観たことある人、いるかな?


 最初の「ファンボーイズ」はスター・ウォーズ(以下SW)ネタ。時代はSWエピソード1「ファントム・メナス」公開前。三十を過ぎてもいまだ、SWヲタクの三人組。その一人が余命幾日もない。このままではSWエピソード1「ファントム・メナス」を観ることができない! そこで仲間の二人が、彼にエピソード1を観せるため、ジョージ・ルーカスの「ルーカス・ランチ」に忍び込み、公開前のフィルムを盗み出す計画をたてる……。

 でもって、この三人が、アメリカ大陸を横断するロード・ムービーとなっている。

 余命幾日もない友人の夢をかなえるため、旅に出るなんて、いかにもお涙ちょうだいの、湿っぽいドラマを予想するだろう?

 ところが旅の途中、SWネタ、スター・トレック(以下ST)ネタのオン・パレード。お涙の場面なんか、一か所もない!

 SWの出演者は出てくるわ、STのウィリアム・シャトナーは出てくるわ、いやー、アメリカ人がこの手のヲタク趣味全開の映画を作ると、実に濃お~い、内容になっている。

 あまりに濃いので、ぼくは元ネタの大半が理解できなかった。多分、SW、STのヲタクたちは、この映画を観て、大爆笑してるんだろうな。

 でも、この映画でやたらSWヲタクとSTヲタクが対立しあっている、という描写があるけど、そんなもんですか?

 もっとも、日本ではSWヲタク、STヲタク、そう数は多いほうじゃないから、実感はないなあ。


 しかし日本のヲタク文化の源流はアメリカにある、ということを再確認したしだい。

 コスプレも、BL小説も、フィギュアも、もともとはアメリカのファン活動がもとになっている、ということは覚えておいたほうがいい。

 コスプレやフィギュアはなんとなくわかるけど、BL小説はどうして? と思っている人に説明しておくと、スター・トレックのオリジナル・シーズンの、カーク船長、スポック、ドクター・マッコイの三人が登場する「やおい」ものがさかんにファンの手で書かれた。それらは「スラッシュ・ノベル」とよばれて、これが最初期のBL小説と思われる。

 そんなことはどうでもいい? 早く二本目に移れ?

 あー、はいはい。


 それでは二本目の作品は「ピクセルズ」。

 これはテレビなんかで予告映像が流れたんで、観たことある人、結構多いんじゃないかな。

 内容は予告と同じ。

 昔なつかしい、70~80年代のゲーセンに置かれた、アーケードゲームのキャラクターが、ドット絵そのままに、地球に襲いかかる、というもの。

 実に、実~に、頭の悪~い映画(ほめ言葉です)になってる!

 なにしろ地球の危機をすくうのが、昔ゲーセンで腕自慢の、ゲームヲタクってんだから、痛快だ!


ラリイ・ニーヴン、J・パーネルの合作による「降伏の儀式」というSF小説では、宇宙人の襲来に、政府にアドバイスするのがSF作家たち。本職の科学者たちがお手上げになっているのをしり目に、作家たちがズバズバと的確な分析をする場面が、なんだかうれしいじゃないか! ちょっとそれを思い出した。


 てなことで、今回はこれでお開き。

 お粗末様でした……。

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