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セカンドライフの選択

 というわけで、タイトルを「空想科学雑文」から「空想科学的雑文」に変更した。

 理由は何となくで、まあしいて言えば「空想科学読本」と間違えられたくないからだ。

 あなた、あの「~読本」を読みました?

 ぼくは書店で立ち読みしたんだけど、ムカムカと不愉快になって、本を書棚に戻してしまった。

 なぜかって、そりゃ、あの著者の言いたいことはたったひとつ!

「このアニメ、マンガ、特撮、制作者は科学知識がぜんぜん、ないですねえ! ほら、こーんなバカな描写がありますよ! あっはっはっは! 笑っちゃいます!」

 というスタンスで書かれているからだ。

 だからタイトルに「的」をいれた。


 今年2016年はバーチャル・リアルティー元年(以下VR)なのだそうだ。

 高精細なヘッド・マウント・ディスプレイ(以下HMD)が普及し、ゲームのほかに医療、福祉、ビジネスなどの様々な分野で活躍が期待される……。

 本当~~う?

 今まで「家庭用ロボット元年」だとか、「人工知能元年」だとか、「民間宇宙船元年」だとか、夢のような未来が吹聴されてきたけど、みーんな、期待外れ!

 今度はどうかなあ……。

 あっ、そういえば、今年はドローン元年なのだそうだ。

 こっちはどうなのかな?


 でも、そんなことはどうでもいい。

 これは「空想科学的雑文」だから、もしもVRが普及したら、という前提で書く。

 現在普及している、スマホや、インターネットのように、VRが、社会に普及したら……。

「ルサンチマン」というマンガで描かれているような、世界だ。

 そうなったら、現実の法則にしばられない、自由な世界が作れるのじゃないか?

 ファンタジー世界なら、魔法が使えて、魔法的な生き物が闊歩し、冒険できる。

 SFだったら、宇宙船を乗りこなし、ロボットの友人ができたり、宇宙人と会話できたり……。


 そうなったら……。

 たぶん、多くの人間が、引きこもりになってしまうかも。

 現実より、仮想現実のほうが楽しい、となったら、そうなる。

 また、評論家が眉をひそめて「現実に向き合うことが必要です」とか、なんとか、したり顔で言うんだろうな。

 でも、悪いことばかりじゃない。

 ほかでも書いたけど、犯罪はへるんじゃないか?

 そりゃ、VRによる新たな犯罪は増えるだろうが、現実の、他人を傷つけたり、つきまとったり、あるいは殺人などの重大犯罪はへる可能性がある、と思っている。

 まあ、かなり楽観的な予想だ、ということはわかってます。


 実はこの小文の目的は別にあって、もしVRで、様々な世界が構築できたら、あなたはどんな世界を希望するか? ということだ。

 先に述べたように、ファンタジー世界で冒険するのもよし、SFの世界で遊ぶのもいい。

 しかし具体的な世界が提示されないと、なかなかイメージできないものだ。

 で、次回から、様々な映像作品、小説から世界を構築したら、というアイディアを書いていきたい。

 まずは映像作品から次回は「スター・ウォーズ」と「スター・トレック」を取り上げたい。

 どちらもシリーズものとして長い歴史があり、いろんなスピン・オフ作品も知られている。

 あのふたつの作品世界がVRで実現したらどうなるか、というのを考察しようと思っている。

 乞うご期待!

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