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魔法の言葉

 なんでも「ドクター・ドリトル」がリメイクされたようだ。

 古くは「ドリトル先生不思議な旅」でレックス・ハリソン主演で映画化されている。

 以前はエディ・マーフィーで映画化されたが、今回はロバート・ダウニーJrが主演で三回目の映画化となる。エディ・マーフィーのときは現代の設定だったが、今回は原作どおり十九世紀が舞台になるようだ。

 ぼくも子供のころ原作を読んで、動物と話せたらどんなに楽しいかと思ったひとりだ。

 動物と話せる能力……。

 もしすべての動物が人間と話せるようになったら、どんなことになるんだろう。

 まず肉を食べることは、かなり困難になるだろう。それでも肉を食べる! という頑固な人間は、そうとう周囲の目を気にしなくてはならなくなる。


 人間以外のものと話せる能力で、小説ではピアズ・アンソニー「魔法の国ザンス」シリーズというファンタジーがある。三作目の「ルーグナ城の秘密」の主人公、ドオアという王子が、すべての無生物と話せる魔法の力を持っている。

 壁や、家具、食器などあらゆる無生物が、ドオア王子の前では意思を持ち、話し掛けるという設定だ。

 ドオア王子の前では、すべての秘密が、無生物によってあばかれてしまう。

 面白いのは、無生物を介して、人間以外の生物と会話できてしまうことだ。

 ドオア王子はジャンパーと名付けた蜘蛛と冒険を続けるが、蜘蛛の巣の欠片を介して、通訳をしてもらう。

 まるでドラえもんの〝ほんやくコンニャク〟だ。


 無生物が話し掛ける、という設定で、たとえば車や、バイクが話し掛けてきたらどうだろう。

「そろそろオイル交換だよ」とか「もうちょっと慎重な運転してくれよ」なんて、車やバイクが文句言ってきたりして。ちょっとウザいかも。


 ぬいぐるみが話す、となると映画「テッド」の世界だ。

 ぬいぐるみだけじゃなく、女の子の人形が話し出したら……。

 それもラブドールと呼ばれる、ダッチワイフが「愛してます」なんて語りだしたりして!

 ううう……。

 またアブナイ考えになってしまった。

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