イマジナリーフレンドの映画
最近、気が付いたこと。
住宅街の道をバイクで走ると、やたらカーブミラーが目につく。
T字路にある大きなものや、個人が駐車場などから周囲を確認するための、小さなものまで、結構、数が増えたような気がする。
ホームセンターなんかでも、売っているしね。
材料はアクリルなどらしく、軽いので個人でも扱えるらしい。
ああいう凸面鏡を見ると、ぼくなんかはマンガの「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを思い浮かべてしまう。
ほら、なにかのシリーズで、主人公たちが凸面鏡に映る敵の姿を確認して、反撃する──なんてエピソードがあったような気がする。
いかにもジョジョにありそうな展開だろ?
ジョジョ?
ジョジョ……!
というわけで、今回は最近鑑賞して来た映画「ジョジョ・ラビット」の話だ!
舞台となるのはナチス政権下のもとにあるドイツの町で、主人公はジョジョという十才の男の子だ。
母親と二人暮らしで、父親は戦争に行ったきり帰ってこない。ジョジョは不在の父親の代わりに、ヒトラーをアイドル化して、空想上の友達としている。こんな空想の友達を「イマジナリーフレンド」と呼ぶのだそうだ。
「テッド」という映画も、イマジナリーフレンドの話だ。
結構、アメリカ映画ではイマジナリーフレンドのテーマの映画がある
「ボギー俺も男だ」もそうだった。古いところでは、ジェームズ・スチュアートの「ハーヴェイ」なんてのが有名だ。
そういえば「バンブルビー」という映画も、おなじテーマじゃないのかな。
欧米の子供は、小さい頃から一人でベッドに眠ることを親にしつけられるので、不安を解消するため、空想上の友達を作ることが多いという。ぬいぐるみが、その友達になるのも、理由がある。
ぼくの子供のころはどうだったかな?
妄想は人一倍だったけど、空想上の友達をつくる、という思い出はあまりない。
もしかしたら忘れているだけ、かもしれないが。
しかし空想上の嫁は……!
あばばばば!
あぶない方向にいくところだった……。




