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ドラえもんのいる未来

 最近、映画館へいったら「ドラえもん」の映画ポスターを見かけた。

 こんどは恐竜の話みたいだが、のび太と仲間たちが走っているポスターで、しずかちゃんが妙に色っぽくて驚いた。

 ちょっと肩を前へだして、身体をすこし斜めにしたポーズが、ひどく女の子らしい。

 今まで見たことのないしずかちゃんだなあ……これは作画が期待できそう。


 というわけで、今回はドラえもんの話だ。

 ウイキペディアによると、ドラえもんは2112年生まれ。

 つまり22世紀からやってきたネコ型ロボット、という設定だ。

 マンガの設定ではこの時代、すでにタイムマシンが実用化されている、ということになっている。

 ほかにもドラえもんが次々と提供するひみつ道具が存在することになっている。


 そんな未来は、どんな世界なんだろう?

 多分、世界の人々は、ドラえもんが駆使するひみつ道具を、当たり前のように使って生活しているに違いない。

 思い出して欲しいのだが、ドラえもんがのび太のもとへやってきた目的は、のび太があまりにもダメ人間ななため、歴史を変えるためという。

 つまり歴史改変を目的としている。

 しかしドラえもんの長編アニメでは、タイムパトロールが存在するはずなのだが、何もやらないのだろうか。それとも、のび太程度の歴史改変は見逃すことになっているのかも。


 長編アニメでは、たいていのび太たちは信じられないような冒険をくりかえす。

 のび太のような少年でも、毎回あんな冒険に巻き込まれるのだから、未来のドラえもんと同じ、子守用のネコ型ロボットを所持している子供たちは、もっとすごい冒険を体験しているんじゃないか。


 ひみつ道具の中に「もしもボックス」というものがある。

 これはドラえもんマニアの中でも人気の道具で、この「もしもボックス」があったら、どんな無茶苦茶な願いでも叶うのじゃないか、と言われている。

「もしも自分が世界の支配者になったら」なんて、絶対誰か願いそうだ。

 それともそんな「もしも」は実現しないよう、セーフティが組み込まれているんだろうな。


 ドラえもんのひみつ道具には、そんな世界を改変してしまうような道具が、多々ある。

 のび太ひとりでも、マンガでは上へ下への大騒動を巻き起きしたんだから、さぞ、22世紀の世界は大混乱なんだろうな。

 いやいや、それもパラレル・ワールド特有の現象で、結局世界は平穏なままなんだろうね。

 ドラえもんの生まれた22世紀そのものが、無限のパラレル・ワールドのひとつってことで。

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