サウスパークとジョーカーと上映禁止説
まず本題に入る前に、いよいよ12月にはスターウォーズの新作が出るね。
あと二か月か……。
どんなストーリーになるのか気になるけど、もう一点、気になることがある。
この前、スターウオーズの過去作を観かえしてみたんだが、気になるのはライトセーバーの色だ。
ライトセーバーはジェダイはたいてい、緑色か青色。メイス・ウインドだけ紫だが、あとは敵側の赤のライトセーバーといった具合。
あれ、黄色はないのかね?
オレンジとか、ありそうなもんだけど……。
確か、スターウォーズの設定では、ライトセーバーは特殊な結晶を使うことにより、色が変わるらしい。だったら、緑色の結晶と、赤色の結晶を組み合わせて黄色、またはオレンジのライトセーバーが存在してもいいような気がする。青と赤ならピンクになるかも……。
ん?
それLEDのこと言ってるって?
それはさておき、本題です。
最近、サウスパークというアニメが、中国で上映禁止になったらしい。なんでも、中国の政治をきつーく風刺した回があって、中国政府は激怒したという。
まあ、あのアニメ番組は、右も左も風刺……というよりおちょくっている、といったほうが正しい。
それでサウスパークの制作陣は、即座に中国政府に対し、おわびのメッセージを送ったそうなのだが、これまたおわびというより、あきらかな揶揄いの内容だったそうな。
それでネットの一部でささやかれているのは、あのジョーカーという映画が、中国で上映禁止になるんじゃないか? というもの。
あの映画を観た人なら判ると思うが、映画の内容は格差社会でしいたげられた底辺の人々が、ジョーカーの行動に触発されて、暴動をおこす、というもの。
実際、当のアメリカ本国でも、映画の影響で実際の社会で騒動が起きるんじゃないか? と危惧されたそうな。アメリカって、想像を絶する格差社会らしいからな。
それでちょっと気になって、中国でどんな映画が上映禁止の憂き目にあったか、調べてみた。
「セブン・イヤー・チベット」はまあ、判る。でも「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」が禁止とは、よくわからない。理由には、タイム・トラベルが描かれているから、という。
ん?
タイム・トラベルがどうして禁止の理由に?
あれは歴史の改変を描いているからか?
「もし、あの時……」と民衆が考えることが、中国政府にとって都合の悪いことなのだろうか。
でも、あの国では「上に政策があれば下には対策あり」といわれる伝統があるから、多分、海賊版でこっそり見られているかもしれないな。




