青いウィル・スミス
今回は今週観て来た映画「キング・オブ・モンスター」と「アラジン」について書こうと思う。
まずは「キング……(以下略)」について。
先週「名探偵ピカチュウ」を観たんだが、続けて「キング……」にも渡辺謙が出演していた。単なる公開順の偶然なんだが、妙なことに渡辺謙がモーガン・フリーマンに見えてしかたがなかった。
気のせい?
しかし二時間ほどの上映時間、なんども眠りそうになって困った。
まあ、前日、遅くまで起きていたので、しょうがないが、この映画、意外な展開というのが皆無!
「次はこうなるんだろうなあ……」と思って観ていると、本当にそうなる。
しかし上映中、思わず笑ってしまうポイントがいくつかあるんで、まあまあ楽しめたかな?
えー、ネタバレはしたくないので、これいじょう書かないけど、実際、笑っちゃうよ。
ヒントを書くと、ラドンとモスラ……が、笑わせてくれます。
えー、お話は変わりまして「アラジン」です。
これ、観に行く前に、アニメ版を観て比較してみた。
結論を言うと、ストーリーはまあまあ、同じだが、違いは少々ある。
キャラクターの性格付けが少し違うし、アニメには出てこないキャラクターもある。そこらへんは、ディズニーの公式サイトで確認してほしい。
それより思ったのが、もし魔法のランプなんてものがあったら……どう使う?
島本和彦が読み切りのマンガで描いていたんだが、ランプを拾った一人の平凡な青年は「百万のねがいをかなえてくれ!」とねがう。それに対し、ランプの精は例の島本和彦タッチの表情で「かしこまりました!」と承諾する。顔いっぱいに汗かいて。
で、百万のねがいを使って青年は次々と自分勝手な願いを実現させる。
その結果……願いの種切れになってしまい、何を願っていいのか判らなくなってしまう。
ランプの精は青年に「次の願いはなんですが? まだ九十九万も残っていますよ」と意地悪くささやく。
それに対し青年は「それじゃ俺に生きがいをくれ!」と願う。
九十九万の「生きがい」とはどんなことか、というと、それ以後、青年にはありとあらゆる災厄がふりかかるようになる。青年はその災難を乗り越えることによって、生きがいを感じる……という結末だ。
うーむ……。
ぼくだったら「アラジンと魔法のランプ」を元ネタにして、どんな話を考えるかな。
まず舞台は現代日本にする。
それで魔法のランプではなく、魔法のスマホってのはどうだろう。
ランプの精は青い巨人じゃなく、可愛い女の子。
って、それは「可愛い魔女ジニー」ってテレビシリーズじゃないか! というツッコミは無視して。
で、主人公は引きこもりのオタク少年。
当然のことながらアイドル好き。
主人公はアイドルと付き合いたいんで、スマホの精に「ぼくをアイドルと付き合えるように、テレビタレントにしてくれ!」と願いをかける。
スマホの精の魔力で有名人になるんだが、中身は相変わらずの人付き合いの下手なオタクのまま。
憧れのアイドルと一緒の番組に出られるんだが、話も出来ない始末。
それで次の願いで……。
と、ここまでしか考えていない。
どうです?
こんな話、読みたいですか?




