バルカン人の生理について
今回はちょっとSFっぽいテーマでいくぞ!
タイトルでも書いたけど、バルカン人って知っているか?
うん、そだね(古!)映画「スタートレック」に出てくる宇宙人で、ミスタースポックが有名だね。
あのバルカン人がすんでいるバルカン星って、太陽が赤い。多分、赤色巨星なんだろ。テレビとか映画でも空は真っ赤だ。
ということはそこに生きているバルカン人は、赤い光に適応した宇宙人ってわけだ。
スペクトルはかなり赤色にずれている。
そうだとすれば、バルカン人の普通の視覚は、赤色に適応したものになっているはずだ。おそらくだが、赤外線も見えるのだろう。
逆に青色は見えづらいか、ぼくらの普通の青色が、かれらにとっては紫外線のように視覚に入らない可能性がある。
われわれの普通の照明は、バルカン人にとって薄暗く感じるのじゃないか?
バルカン人にとって、地球の青空はどう映るんだろう。
地球の空はレイリー散乱によって青くなっている。赤外線は大気で吸収されず、地上に届くはず。バルカン人にとっては白っぽく見えているかも。雲は黒っぽい色合いだろう。
地球の植物は赤外線を吸収しているから、暗く見えるかも。
赤色のシャツはかれらにとって明るい色合いだろう。
ついでに書くと、バルカン人の血液の色は緑色という設定だ。
地球の生物では節足動物などや、貝や頭足類が青色の血液をしている。これは血液の成分が銅を主要な成分として酸素運搬しているからだ。銅は鉄よりか酸素運搬能力が低い。
しかしバルカン人の心臓は二つある。大量の酸素を運搬するため、心臓を二つ持っているのかもしれない。
バルカン星の気温は地球よりかなり高いという説明が、テレビシリーズにもあった。
この高い気温のため、鉄よりも銅を成分とした血液でも十分なのかも。
バルカン人にとって地球は、寒くてやや暗いと感じるだろう。
でもバルカン人はそんな不満は言わないだろうね。
ところでスタートレックの次回作、どうなるんだろ?




