歴史上の再現人物
またまた珍しいDVDを見つけたので、紹介するぞ!
タイトルは「世界侵略戦争2150」という映画で、製作は1966年のイギリス映画だ。
主演はピーター・カッシング!
内容はイギリスのテレビシリーズの「ドクター・フー」の劇場版である。この「ドクター・フー」というシリーズは、おそらく世界最長のテレビシリーズと言われている。
確かギネスに登録されていたんじゃないのかな?
主人公のドクター・フーは電話ボックス型のタイムマシンで、様々な冒険を繰り広げる。タイムマシンは電話ボックスの形をしているのだが、ドアを開けると広々としていてドラえもんの「四次元ポケット」のように空間を広げられるらしい。
このタイムマシンでドクター・フーは2150年のイギリスへタイム・ワープすると、そこは異星人の侵略の真っ最中だった。
特筆すべきは、この異星人が操る宇宙船の特撮だ。
格好いいんだ! これが。
CG以前の古典的な吊り操演ってやつだが、かなりな重量感があるぞ。
多分、宇宙船の表面がピカピカしていなくて、艶消しの効果が表れているからだろう。
この特撮、自然光での撮影と見たがどうか?
思い返せば、同時期の日本の特撮の宇宙船や、ロケットってやつは、妙にピカピカ、つやつやしていて、玩具っぽかったもんな。
機会があったら是非一見を!
ところで話は変わるが……いや、やっぱり映画の話だが……「ボヘミアン・ラプソディ」を観て来た。
話題の「クイーン」というバンドのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記映画だ。
いや、ぼくはそれほど「クイーン」についちゃ詳しくないが、フレディの名前や、顔くらいは判る。
江口寿史のマンガでネタにされていたけどね。ほら、プリンを異常に愛するヘンタイの役で。
いやいや、主演の俳優のフレディになりっぷりが真に迫っていて、圧巻だったな。あの出っ歯、どうやって再現したんだろう?
ああいった再現映画で、もっとも多く映画やテレビに登場した人物として誰がいるだろうと考えたんだが、それはきっとリンカーン大統領じゃないか?
スピルバーグの映画でもそのものズバリ「リンカーン」というのがあるし。
やっぱり高い鼻と、印象的な顎髭でわりと似せやすいというのがあるのかも。
日本では誰がいるだろう?
あっ、そうだ!
戦争中の有名人といえば、山本五十六だ!
この山本五十六、様々な俳優が演じていて、最も多くの映画に登場する人物じゃないか?
ところでこれだけCG技術が発展しているんだから、そろそろあの俳優を再現してもいいんじゃないか?
それは誰かというと……渥美清だ!
ねえ、もう一度くらい「フーテンの寅さん」の新作、観たいよねえ……?
えっ?
山田洋二監督が、今メガホンとってるって?




