オタクってモテるの?
ちょっと面白い……というか、SFオタクにとって心ときめく瞬間があったので、報告したい。
ぼくの住む千葉の田舎は、ほとんど田畑が広がっていてまあ、田舎そのものだ。その田舎道をいつものようにスクーターで走っていると、目の前に妙な人影を見た。
全身黒づくめで、体にぴったりとした衣装。顔のあたりからピカピカと何か鋭い光が放射されている。
ん、何だ、何だ?
一瞬、宇宙人か? とぼくはドキドキした。
と思ったら、なーんだ! 近くの農家のオバサンが散歩しているだけだった。
顔から放射されていた光は、ええと、あれは何て言うのかな、顔全体を覆うサンシェードみたいなのがあるでしょう。日焼けしないよう、顔をすっぽり覆うやつ。あれが日光を反射して、ピカピカ光っていたんだ。ぴったりとした黒づくめは、たんなるジャージで、それが宇宙服みたいに見えたんだ。
ちぇっ! ガッカリだぜ……。
まあ、ぼくがSFオタクじゃなかったら、勘違いしないんだろうが、一瞬そんなこと考えて、ワクワクしたのは正直白状します。
というわけで(どんなわけだ?)近頃鑑賞した映画は「ファンタジックビーストと黒い魔法使いの誕生」を観て来たぞ。
いやー、ニュート君。モテモテじゃないすか!
それはいいんだけど、ちょっとBL要素、てんこ盛りじゃないの?
何だかJ・K・ローリングが「さあさあ腐女子の皆さん、遠慮なく妄想しちゃって下さ~い」と叫んでいるようなシナリオだったぞ。
でも、オタクがモテモテになるという映画なので許す!
それと本編の前の予告編で気になる一本。
「トランスフォーマー」シリーズの最新作で「バンブルビー」が、あれあれ、絶対「ラブ・バック」じゃねえか! とぼくは映画館で叫んだ……いや、叫びはしないけど、思ったね。
もしかして「ラブ・バック」って知らないか?
ディズニーの実写特撮映画で、主役が中古のフォルクスワーゲン。
そのワーゲンが、人間と同じように感情を持ったり、恋をしたりするという内容だ。
パクリとは言わないが、意識しているでしょう?
と、近況をお知らせでした!




