赤毛の時間旅行
先日「メアリと魔女の花」を地上波で見たよ。
ふーん、確かに作画はすごいですねえ……。
でもなあ……ちょっと、いや、かなり疑問が残るデキですなあ。
主人公は赤毛なんだけど、全体の色彩設計がハデすぎ!
女の子の赤毛を目立たせたいなら、もうちょっと押さえた色調で設計するべきじゃないのかなあ。
とにかくあらゆる箇所が原色で、目がチカチカする。
それと各キャラクターが説明不足という感じがして、ストーリーがさっぱり頭に入らない。
もしかして時間不足?
ということはどうでもよくて、前から気になっていたDVDーBOXを買っちゃったぞ。
それはテレビシリーズ「タイムトンネル」!
Amazonで見て、あー欲しいなあ、でも値段がなあ、と思ってたんだが、遂に廉価版が出たんで、注文しちゃったんだ。
1968年という昔のテレビシリーズだけど、これが面白い!
タイムトンネルという(本当にトンネル状の装置だ!)時間旅行を実現する装置で、二人の主人公が歴史をあちこち彷徨うという内容。装置が未完成なため、毎回思わぬ時代と場所に遭遇し、冒険するという内容。
タイタニックや、真珠湾攻撃、トロイのヘレンにあったりするんだが、どういうわけかどの時代の人間とも英語で会話できてしまうというのがちょっと笑える。まあ、この頃のテレビシリーズでは、当たり前の描写なんだけどね。
でもプロデューサーのアーウィン・アレン、うまい手を考えたもんだ。各時代にタイムスリップするんだが、その時代の映像は、劇場映画や、記録映像を利用して、あとはスタジオで撮影できる。予算がなくとも、出来合いのフィルムを利用することで、画面を豪華に演出できる。
で、見ているうちにあるアイディアが湧いてきた。
これ、主人公二人を女の子にしたら面白いんじゃないのか?
男二人の冒険というのは、どうもむさくるしい。
どうせなら女の子二人組にして、どっちかがボケで、どっちかがツッコミの漫才コンビにすればいいのに。
あっ、それ高千穂遥の「ダーティ・ペア」シリーズでやってたか!




