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birthday・time  作者: 架世 凪鎖
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湾沖高校風紀委員会の歴史

「湯空ちゃん!!私の胸に飛び込んでいらっしゃい!!」

「やだ~。みーねーの方がいい~。」

「…………。だからこっち睨みつけないでください。」

今日も直葉さんは湯空を襲おうとするのだけど…………。

「はぁ…………やめろ。直葉。」

と、ケルさんがげんこつを頭にやって止める。


「そういえばこのやりとり何回目なんだろうなぁ………。」

するとケルさんは少し考え込んでから、

「300は越えてるな。」

「触らせてくれれば一回で終わるのに………。」

「いや、終わらなかっただろうが!!知梟の時にもう一回しようとしてるじゃねぇか!!」

「だって将来合法ロリだよ!!天使だよ!!」

「…………否定はできないが、それでも背は伸ばさせるからな。」

「合法ロリは世界遺産なんだよ!!コルト先生毎回高い高いしてる日向に言われたくないわ!!私もやりたいのに私達のクラスの時は踏み台持ってくるのよ!!日向だけ羨ましい!!」

ケルさんと直葉さんが口論しているとき、ガラリと扉か開いた。

「あ、やっほー。」

「あぁ、織田さん。………風紀委員としての仕事は丸投げですか?」

「いやぁ~、あの校則できた時点でほとんど仕事無いし~。来年度は委員長だけど気にしてないよ~。」

「いや、気にした方がいいと思うけど………。」

「だって私は風紀を守るんじゃなくて風紀委員だと持ち物検査とかされないから楽だなぁ~と思って。」

「…………そんな理由で入る?普通?」

「二年前の人は人望でなったらしいけどね。」

そういえば、再来年は柳がなるんだろうなぁ………。



まぁ、気になったので……。

「二年前の風紀委員長について?」

「去年のは十分なくらい知ってるので…………。」

「そうだったな……。」

正直もう二度と会いたくない人種だ。




「俺達が一年の時の委員長は篠原しのはら まと。重度のシスコンだった。」

「確か妹の名前は利乃りの。身長は当時11歳で150センチと高い。私には邪道の女の子だったよ………。」

「で、文化祭とかでは確実に同伴して歩く、行事が重なっていたら妹優先。盗撮などもしており妹通常アルバムは100冊(以下続刊)、きわどいアルバムは268冊(以下続刊。)あり、ロリ時代の写真をコイツが一枚に付き柳の作ったコスプレ一着というレートで交換していた。」

「いや~、あの時の交渉は運が良かった。今は定期的に送られてくる大学の近くの保育園の子供達の写真とトレードしてるからね。私のそのアルバムは述べ800は越える!!」

「…………末期のロリコンだなぁ………。」

「合法ロリに夢を見て何が悪い!!」



「まぁ、去年はあの先輩だよね………。私はサボりまくってたから知らないけど。」

「謎仮面先輩………間違えた。謎野なぞの 亀五郎かめごろう先輩だよね……。確か自称ウインドジャッジ。」

この人は中二病だ。それも重度の。



「でもかなり効果合ったんだよね………。違反のアクセサリとかに『こ、この紋章は…………。汝はサタニアの刺客か?ならば、我もこの風と共に汝に引導を渡してやろう………。』とかで絡んだでくるからいなくなったんだよなぁ、違反者。」

………………とは言っているが、この先輩も校則違反ギリギリっぽいいでたちだった気がする。


両腕に包帯がグルグル巻かれ、そこに炭で魔法陣が書かれていたりした。

ちなみに巻く前に書いていたらしいのでそういう才能はある意味凄かったけど。


ピアスなどはしていないが、筆箱は完全にこれ何?状態で、髪もワックスを付けて人魂のように纏めていた。



「でも、全員成績はいいんだよな………。」

ケルさんはそう呟いた。

気持ちは分からなくもない。あの先輩が校内トップクラスの成績ということに驚いた一人だし。



補足情報としてのプリントをケルさんは出していた。

篠原シスコン国立医大首席合格。

謎野(中二病)マサチューセッツ合格。

直葉楓ロリコン私立アフロディーテ大学付属幼稚園勤務内定。

織田(サボリ魔)全教科平均95以上。前回模試京都大学A判定。

直葉柳(コスプレ制作者)コスプレ会社からオファー多数。



…………。

「改めて見ると風紀委員って変人ばっかりだと痛感しますよ………。」

「まぁ顧問もいい加減だから。ほら、あのジャ○プの指導室の主として有名な竜野湖たつのこ 一護いちご先生が顧問だから。」

…………その指導室は確かアニソンが絶えず鳴っているあの指導室の…………………?




そりゃあ変人ばかり集まっても仕方ないかの一言で片づけられるかも知れない。

「それよりも、湯空ちゃんをいつになったら私に抱きしめさせてくれるのかしら?」

「みーねぇ………………あの人、怖いよう………。」

「よ~し、よしよし。怖くないからね~。」

「だ・か・らぁ~。私にも湯空ちゃんに甘えられる権利があればいいと思うって何回言わせるの!!」


「そういえば来週の保育実習だが………。」

「それはなんのご褒美ですか?じゅるり。」

………これからの風紀委員会がすごく心配になった。

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