幼なじみ登場
今回は女の子になってからの障害と戦っていきます!と言う感じです。
もうお嫁に行けないと、黒江に襲われながらおもっていると、ガチャリとドアが開いた。
「久しぶり……。って、え?なに起きてるの?御蔭ー、」
「僕はここなんだけどね……。今は……ノノか。」
「なんで御蔭女の子の格好してるの?前から思ってたけど女子力はたりてたもんね……。」
聞き捨てならない言葉がまさか幼なじみから発せられるとは思いも寄らなかった。
「ところでもう一人の人となにやってるのかな?」
ノノは黒江を止めようとしてくれない。
「え~と、可愛い物を愛でてるだけ。問題ないよ。」
「黒江はそれをどうにかしろ!!」
「あ、私邪魔者なのかな?久しぶりだしせっかくだからお泊まりしようかなーってお泊まりセット持ってきてるのに……。」
「あ、邪魔じゃないよ。むしろ大歓迎!!3人でパジャマパーティでもしますか!!」
黒江はの心変わりが早すぎる件について誰かと相談したい。
男の時は黒江の鬱陶しさが分かりにくかったが、今ではよく分かる。
「まだ自己紹介終わってないなと思うんだが。」
「自己紹介かー。私は白龍 黒江、花畑の持ち主であり湾沖高校2年、生徒会書記です。」
「お前の花畑には百合しか咲いていない。」
ノノも少し引いている。ボソボソと何か言ってると思うのだが上手く聞き取れない。
「次は私なんだね。杠 ノノ。苗字はゆずりはって読みます!!御影とは幼なじみだけど今は学校に通えてないの。今度からは通えるんだけど……。」
「ま、まさかの秘蔵っ子!!御蔭ちゃんはこんな子をどこに隠していたんだ?」
気付かぬ内に黒江がノノに頬ずりしている。
「た、助けて御蔭~。」
「そこまでにしてくれないかな?黒江。」
「そうだった!!まだ御蔭に女の子のいろはを教えていなかった!!どうしよう、まずはお風呂から……、でもでもまだご飯食べてないし……。」
「3人だからな……。食材たりるかな……。」
「御蔭、久しぶりに御蔭のオムライス食べたい。」
「今卵切らしてるんだよな……。ごめん、あるもので何か作るから……。」
数10分後、僕は考えに考えて余っていた食材で野菜炒めを作った。ついこの間までは母さんが買い出しをしていたので考えていなかったけど、これからは考えて食材を用意しないとなぁ……。近くにスーパーとコンビニがあるのでそこでいろいろ買おうかな……?あそこのスーパーは基本的に安いけれどその分卵10個パックが1人1パックとかが普通なので、しばらくスーパーに通わないといけないかもしれない。カップめんなどは予備として買っておこうと思うし。
「やっぱり御蔭は料理上手いねー。またティラミスとか作ってよ。全員に好評だったし。」
「御蔭お菓子も作れるようになったんだ。いいなー、私も料理上手になりた~い。」
「いや、あそこぐらいの設備が無かったら作れないから。」
食べ終わった後、僕は、洗い物を洗ってからある異変に気づいた。
トイレ行きたい。
そう、着替えの時は放心状態だったけど今度は慣れてしまって放心状態になれないだろう、中途半端な慣れほど嫌なものはない。
「お、御影ちゃん初トイレ?お供しますよ。」
「こなくていい!!」
そう大声で叫んでから僕はトイレに逃げ込んだ。
もう1回見ていたので下は気にしていないのだけど僕は多分かなり恥ずかしくなっていたのだろうと思う。それにしても女性になってもこの用をたした後の安心感は変わらないようだ。それに安心しながら僕はあそこを拭いてからトイレを出た。
それからお風呂に入るので、僕は一旦部屋に戻った。
あ、これ今朝のネグリジェの色違いだ……、多分これを使えばいいんだろう、と思ってもって降りた。
「さて!!トイレは断られたがお風呂については問題無し!!じっくりたっぷりレクチャーしますよぉ~。」
と黒江が風呂に入ってきた。
「そういえばシャンプーが変わってるしリンスとかコンディショナーとかが増えてるんだよね………。」
「ほほぅ、御影ちゃんはHIRAGI派ですかー。私はアフロディテ派ですけどね!!」
「まぁ、洗い方だけでいいからなぁ、ちなみに胸は触らないでよ?そしたらアップルパイはもうやらない、僕が最後の一切れを食べるから。」
「な……アップルパイだけを?御影ちゃんのアップルパイが大好物の私になんという苦行を!!」
「黙って入ってくれないかな……。」
風呂から上がると、ふと疑問に思うことがあった。放心状態で着替えた時にはつけていなかったあれだ。
「ノノ、ブラってどうはめるの?」
「え~とここをこうして……って、御影胸大きすぎない?」「そう!!御影ちゃんは胸はでかいのだ!!」
「えーっとこれをこうしてこうやって……。あ、できた。けどホックが付けづらいよ……。」
「その内慣れるよ。というか、あのゴスロリの時着けてなかったの?」
「存在自体忘れてた。」
どうして胸がこすれて痛かったのか、ようやく分かった。ブラってそのためにあるんですね………。
そして、それから数分後……。
パジャマパーティが始まることになった。まぁ、話題はあのゲーム……。「birthday・time」についてで充分だろう。
「あれ、私はレベル25で5つめのボスまでだっなぁ……。色々あったし。」
「私はレベル82!!か弱い女性プレイヤーを助け回っていたよ……。」
「僕は……ちょっとしかやれてないんだよね……。」
さすがにあのことは言えません。チュートリアル飛ばされてなんかレベルがものすごい高い人と死闘を繰り広げてたなんて言えなかったので、適当に誤魔化す。
「まぁ、これからは魔法少女ユリカ★バイカをするだけだけどね!!まだまだコンプできなくてさー。」
「確かに、狩りっとモンスターとかもありますしね!」
「狩りっとモンスターは分かるが黒江の言うのは知らないんだが……。」
「birthday・timeの会社の人が作った18禁ゲームさ!!ちなみに主人公は女の子でパターン多いです!!しかも1人1人にスチルが782枚ほどあって、これこそ神ゲーだよ!!」
タイトルと同じく百合ゲーらしい。
ちなみに狩りっとモンスターはモンスターを狩ったり捕獲したりする。(某狩りゲーをイメージしてください。)
そして、そのゲームで捕獲したモンスターはデフォルメされて対戦ゲームになる。1つで2つの楽しみ方、それかま狩りっとモンスターである。今は6thだったかな?
「最近始めたんですけどランク派2ぐらいです。やる時間が少なかったんです。」
「ふ~ん、それより少し眠くなってきたから私は客間に行くね。」
「客間とな?そういえば私はどこで寝れば………、御蔭の部屋か?」
「もう1つ客間があるからそこで寝なさい。」
父さんの仕事場の人用でもある客間は結構な広さだ。
「じゃ、私はさっさと寝るよ。」
とシクシク泣きながら黒江は客間に入っていった。
しばらくして、
「やぁ、久しぶり。元気にしてたようだね、御蔭。」
と声が聞こえた。ノノであって、ノノでない。昔から決めているように、赤い伊達目鏡をかけたノノだ。
「そっちの人格は確かに久し振りだね、希亜。」
「あっはは、まぁかれこれ1年ぐらいかな?アイドル活動ばっかだったし。」
「そういえば引退したんだっけ、トップアイドルだったのに。」
「そこまで話題になってないよ、引退のこと。あのbirthday・timeだっけ?あのゲームの運営停止にばっかり目がいってる間にひっそりと静かに引退したよ。もう大学に入れるぐらいの貯金はあるし。そもそも両親がやらせてただけだからもう心残りも未練も無いしね。明日から同じ学校に通おうと思ってるから。もちろんノノので状態だけど。」
「元アイドルが堂々登校か………。ま、二重人格のこと知ってる人は少ないしね。僕とお互いの両親ぐらい……かな?それにしてもノノは僕が女の子になっても変わらずに接してくれるのは嬉しいかな……。黒江と丹波先輩は人が変わったように絡んでくるし……。」
そう言っていると、希亜はやれやれと肩をすくめた。
「はぁ、もしかして御蔭は鈍いのかな?本当に困った人だねぇ……。悪気は無いだろうけど。ノノは私になっている時のことは記憶に残らない。アイドル活動の時も、オフの日と、御蔭に会う時以外は全部私だけどね、ノノはずっとこのことを隠したがってた。もう一人の自分の私にさえ。でも私はノノのことはなんでも分かる。逆に私のことは、ノノにはほとんど分からない。分かるのは、私が表に出るときと、私が元に戻る時だけ。だから、今ノノがすごく落ち込んで、悲しんで、私にすがるようにいま私を表に出させているのはね……。」
その一言に僕は今、まさかと思った、本当かどうか疑った。
「ノノは御蔭のことが好きなんだ。もちろん私もだけど、ノノと御蔭がくっつくなら、私が消えてもいいと思っていた。御蔭が自発的に女の子になったんじゃないのは分かっていても、私はノノを悲しませたくなかったから私が変わってアイドルもやった!!ノノが好きなのは御影だから私は完膚なきまでに告白を断り続けた!!アイドルとしても、人としても、人を本気でふるのは心が痛んださ!!でも!御蔭は!!なんで!!」
希亜が泣いているのは、アイドルになる前に、1回だけ、僕が希亜を助けようとして車に轢かれかけたとき、少し僕が肘をすりむいて、「あぁ、危なかった。でも、希亜がいなくならないでよかった。」と僕が笑ったときだった。
「御蔭が死んじゃったら……私のほうがつらいの!!私を置いて行かないで!!私より先に死なないで!!私……わたしは……。」
その後の記憶は少し薄れていた。
「私の方が御蔭を好きになっていたのに!!でもノノの方がお似合いだし、私は後からできた人格だからって耐えていたの!!でも、なんで御蔭はノノからも幸せを無くしていくの!!女同士じゃ結婚もできないし!!私は愛せるかもしれない!命の恩人だから!!でもノノには……ノノには……。」
希亜は泣くのを止めてまっすぐ言い放った。
「ノノはレズビアンなあの子みたいに今の御蔭に好きって言えないかもしれないの!!だから御蔭は女の子になっても……。ノノから離れないで。他の男の子とつき合わないで。ノノが新しい恋をするまで、何も言わないで。私が今言ってることはノノには話さないないでね。」
そして、僕は希亜を抱きしめた。
「ごめん……。でも、女の子って、他人から恋心をばらされるのは嫌なんじゃあ……?」
「そ、それは悪いと思ったよ!!ノノがこのまま何も言えないのはって思っちゃうし、私はノノと同じ体だし!って御蔭何この胸は!!ブラの付け方はノノが教えていたけどこんなに大きいなんて……うう……。アイドルやってても私の胸は慎まやかで申し訳ないぐらい小さいAカップなのに……。揉ませろ!どうやったら大きくなるかを研究させろーー!」
「え、希亜?!ちょっと?ひぃあ、あん……。」
「ノノだって毎日嫌いだった牛乳飲んで背筋のストレッチは他の人より熱心にやって私も揉んでたのに!!何でこんなー。」
「のぁん……。や、やめ……やめりぇ……。」
割愛、
数分後、僕は希亜に胸を揉みまくられ、火照った顔で、「もう、お嫁に行けない……。」と、男の子のときは言うことなく人生が終わる言葉を言っていた。
「お嫁には行かないでね。ノノが……悲しむから。」
まぁ、元々男子と恋愛する気はありませんけど。
後半グダグダに書いてしまったと思います。
ノノの見た目はお菓子の名前のVOCALOIDをイメージしてください。その髪を黒にした感じです。
後、次回から番外編が続きます。
内容としては、birthday・timeのチュートリアル、御蔭が戦ったプレイヤーのステータス、湯空がなぜロリ体型なのかという感じの3本です。先にやっとかないと……。
なるべく早く更新しようと思っているので気長にお待ちくださいますようお願い致します。




