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birthday・time  作者: 架世 凪鎖
37/43

絶対に笑ってはいけない部活紹介…………4時 その4

「じゃ、次はこの部室だな。」

「何の部活なんですか………せめてまともな設備の部活ですよね………。さっきみたいに同人誌あったりメチャクチャ散らかってたりしませんよね………。」

「あぁ、次のは多分突っ込み所はないぞ。」

そう言って入った部室には………。




ロッカーと、石灰の入った木箱、石灰でラインを引くぐらいだ。

「ロッカーごとに道具が入っている。ここはそこまで競技用の物がいらない部活の集まりなんだよ。確か………4つぐらいだったな…………。」

「………開けても大丈夫ですよね?」

「あぁ、開けたら雪崩起きるってことはない。」

「そういえばバスケ部のロッカーで腐界ともう一つだけ開かずのロッカーってありましたけど………。」

「あの中には昔のユニフォームがこれでもかと詰め込まれてる。三年か二年に一回デザイン変えてるし、黒版と白版ないといけないしな………。無かったらかなり言いにくい高校同士の試合なら確実に噛むからな。審判が。湾沖も少し言いにくいと思うしな。デザイン部と合同でやるからクォリティーはいいんだが、心変わりとか心機一転するまでが早いからな……今ではこの地区でユニフォーム展覧会と言われるほどだ。」

そんなとこだったんだ……。


とりあえず一つ目を開ける。

「…………なんか、どこかの老師が伝えた競技の道具あるんですが。」

中には、ダイビングするときに足につけるやつ、バレーボール、トゲと紐のついた虫取り網が何本かあった。

「とりあえず日本三位の実力だ。」

「こんなクソゲーといえるのが現実でも部活になっていることがおかしいんですが。」

「この高校はオタクが多いんだよ。あの校則を受けて半分以上がコスプレして通っているじゃないか。ちなみにジェ○シス部の部員は全員開○の制服のコスプレだ。」

「そこは忠実なんですね………。」



とりあえず出したバレーボールをしまう途中、漫画の二巻と14巻が置かれていた。

「ちなみにそのロッカーの下の部分の開いた穴の所にはファミコンと将棋盤っぽいのとカルタが入っている。まぁ、定期的にほこりを拭いてるらしいがな。」

「せ……勢ぞろいじゃないですか……。とゆーかそこまでして保存するんですか………?」

でもこの部が廃部になったらこの床の部分どうするんだろ………?



次のロッカーも開ける。

なんかゴムのボールと鉄の球が入っていた。

「ペタンク部のだな。それは。まぁ、グラウンドが使えないから河川敷まで行ってやってるらしい。」

「クソゲーの次はマイナーな奴ですか………。」

「部員が少ないからそろそろ同好会になるかもしれないがな。」

「そーなんですか~。」

「まぁ、顧問の彩蓮先生はペタンクの世界ランカーだったが。もっとも、本人にとっては昔の話らしい。それに、お見合いに失敗ばりかりしている。さすがに教師で趣味がペタンクだと変人と思われるんだろうな………。全て玉砕してる。」

「婚活って大変なんですね………。」

「まぁな。」

はぁ………御蔭と結婚できないからどうしようかなぁ………。



次のロッカーを開けると………。

「このロッカー、このペナントが貼られてるだけなんですか?」

「そうだな。この、カバディ部のは。」

そのロッカー二は第○○回世界高校カバディ大会出場と書かれているペナントが五枚くらい貼ってあった。

「まぁ、ここは一応勝てるチームだし、マイナーだから日本代表が四校あるんだよな………。発音が難しい言語の所もあるからその関係でな。」

「なんでこんな部ばかり成績が良いんですか………。」

「オタクが多いんだよ。」

「でも、息が続く人が多いって事ですよね?」

「まぁな。私も続くぞ………カバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディ…………………………………………・・。」


とりあえず会長を無視して次のロッカーを開けた。





懐かしいなぁ~と思う、

『外で遊ぼう!!』があった。

この本は、小学校の外遊びで遊ぶような、丸三角四角や、鬼ごっこなどがあった。

夢中で呼んでいると、気がついたら20分ほど経っていた。

「カバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディ………。」

会長はまだカバディを言い続けていた。

「か、会長?」

「カバ…………あ、もう終わったのか。すまん。限界は超えてないからな……また計るか。前は一時間くらい続けられたんだが。」

「それよりも、ここのロッカーの子供に戻る部はいつ活動してるんでしょうか………。」

「テスト期間。」

「……………………………。」

「だってそのくらいにしかグラウンドが開かないからな。ちなみに兼部でラグビー部とかが遊んでいる。本気でな。」

この高校の部活が段々変なものばかり判明していくことに、私は頭痛を覚えた。

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