ロリ狐巫女生誕
「あ、もう届いたのかぁー。さぁ、湯空ちゃん、お揃いになれるよ~。」
と、丹波先輩が言う。なぜか丹波先輩は男子の制服らしいコスプレをしていた。あれは………魔○戦○のだ。
まぁ面白がって着てるだけなのだろうと思うのでスルーする。
湯空は眠そうにしているのだけとよろよろと起きあがった。
「ふにゅ………みーねーと、おそろい?着替える~。みーねー、手伝って~。」
湯空が寝ぼけているのだけど、起こす必要が無さそうなので僕は湯空に巫女服を着せた。
「あ、後これもね?狐耳のカチューシャとしっぽ。しっぽは取れにくいようにするために色々と手間がかかってしまうかもって相談したら直葉の弟が試行錯誤したってさ。」
まぁ、さすがに直に生やしているわけではないので、自由には動かせないものの、僕とお揃いというのを守るためにつくったらしい。
「みーねー、似合う………かな?」
「うん、似合ってるよ、湯空。」
そう言いながら僕は湯空の頭を撫でる。狐耳のカチューシャがあるので、少しコツがいるらしい。
そうしていると、生徒会棟に来客だ。
「あー!!もう着替えたのね湯空ちゃん!!私にも撫で撫でさせてー!!」
直葉さんが入ってきた途端、湯空が僕の後ろに隠れた。
「みーねー、あの人………うぅ……こ、怖い……。」
湯空はお化けをみるような目で直葉さんを見ている。僕の服の袖を摘んでいる手がかなり震えているのが分かるほどだ。
実際直葉さんの顔は変質者のようになっているのだから。
「おい直葉、その顔やめろ。でないと殴りたくなってくる。」
ケルさんが呆れながらそう言った。
「ロリッ子のペチペチパンチやネコパンチなら大歓迎だけど男に殴られたら通報するよ?」
「その前にお前を変質者として通報したいよ……。はぁ、お前の弟は純粋だからな………。こんなことばっかりしてる姉を尊敬できるんだよな……。」
「弟キャラで唯一まともっぽいですからね……。」
「はぁ……。まぁ俺も一応弟なんだが。兄でもあるが。」
「それより、知梟ちゃんへのプレゼントは気に入るかな?サブロー。」
「まぁ、貰っとくけどな。お前からじゃなく柳からのプレゼントにしてもらう。」
「えぇ~、なんで?」
「そのプレゼントで一番がんばったのが柳だからだよ!!健気に夜中近所にうるさいと何回も言われても必死にミシン動かしてる姿思い浮かべるとなぁ!!アイツ目が充血してたんだよ!!」
「なんで見てもいないのにそこまで正確に当てるのさ。」
「想像が事実になってやがる!!」
「とゆーか柳ってだんだん成績落ちてるって聞いてるんですが………。」
多分家ではミシン扱うときの方が多いから自習の時間が無いんだろう。
「ところでさ、黒江が着ているのは何の制服?」
「勿論、魔法少女ユリカ★バイカの主人公が着ている制服に決まってるじゃん。あ、ちなみに制服以外のコスプレの人はとっちめたよ。ったく、ガ○ダムのモビルスーツのとか普通に考えて制服じゃないよ。まぁ、織田さんの妨害のせいで女の子を食べられなかったけど……はぁ……」
「食べられなかったってなぁ………。全く、こいつもその妹も変人って、白龍家はどうなってんだ。」
「父さんと母さんも普通だよ?私はあの人達の娘だから百合も普通ステータスなのさ!!」
微妙な空気のまま、しばらくたった。
「今日はみーねーのおうちに泊まるのー。」
「おい御蔭、ちゃんと親御さんは納得してるのか?」
「大丈夫じゃないですか?僕今女ですし。」
「まぁ、大丈夫ならいいんだ。それより、コスプレ制服なら可っていう校則のせいで明後日から中間テストって忘れてないと良いんだがな………生徒も先生方も。」
このところ色々あってすっかり忘れていた。
会長以外が絶句した。
まぁ、ノノは転校生だから知らないのも無理は無いんだけどね……。
「また赤点で補修になるなよ、黒江。」
会長が冷たい目で黒江を見たのだった。
「補修なんて………やってられっかーーーー!!!」
黒江が叫ぶと同時に今日はおひらきになりました。
次回からさらに短くなると思います。
下手したら200文字ギリギリのやつまで………、いや、意地でも1000文字は書きます。
コスプレは自作派と購入派があると思います。
湾沖高校の5割が自作、3割が購入、残りは普通の制服の割合です。
黒江は購入派、丹波先輩は自作派です。
まぁ、クラスメイトのコスプレいちいち書いてたら多分伏せ字のオンパレードになってしまうため、これ以降は生徒会メンバーなど、関わった部分だけになります。
できるかぎり速めに更新したいと思います。




