備えあれば憂いなし
ちょっと内容が薄いです。
「すいません………まさか髪をこんなに綺麗にしてもらえるなんて………。」
「いや、散々ノノに言われたからね………でも髪を洗って前髪を短くするだけでここまで綺麗になるなんて思わなかったよ…………。」
茜が住むようになってから一週間、僕が女になってから二週間ほどたとうとしていた日のことである。
茜の背中の傷はさすがに元の何もない状態に戻すことはできなかったけど、髪などはまだ何とかできそうだったから色々やってみたのだ。
これまでは前髪で顔が少し隠れていたのだけど、今は全部見える。顔はナンパされるぐらいの容姿である。少なくとも不細工ではない。髪もだいぶすっきりした。たぶん黒江がいたらすぐ抱きつくかもしれない。その時は黒江をぶったたいておけばいいだろう。聞いた話だと枕仕事させられそうになったと言っていたからセクハラがトラウマになってるだろうし。
服は僕のタンスから何着か出した。サイズがほとんど同じなのだから新しく買う必要がなかったのは助かった。僕が女になったときに必要なもの買っていたのでこれ以上出費が重なったらかなり苦しくなると思うからだ。
茜は料理は少しはできるらしい。虐待の関係でご飯を作ってもらえなかった時が多かったので自分で作るようになり、それから自分で作るようになったという。簡単なものならできるらしい。あの親のことだ。食材が冷蔵庫にまり入っていなかったのだろう。
茜はしばらく外に出るのが怖いと言って、あの頃から家から出ていなかった。虐待での暴力は外でやられることもあったため、外にでることもトラウマなのだとか。頑張って克服してもらいたい。
「そういえば御蔭さんって生理来ないんですか?」
「まだ来てないよ……襲われたことはないけど妊娠はしてないと思いたい………ネットでもこのパターンはないし、僕も違うと思うけどなぜか不安になるよ……。」
女体化していきなり妊娠している状態のものは多分ないだろう。元々妊娠しないことは多いけど。
「でもそろそろ二週間ならナプキンとかしといた方が良いかもしれませんね………。」
「付け方分からないから教えてー。」
「う~ん、私も最近からだったしなぁ………え~っと、こうしてこうやって…………。」
身振り手振りから教えられた。言葉で説明するより早いからだ。
でも、結構恥ずかしい……。
茜も恥ずかしがっているけど。
その日から生理がいつ来ても大丈夫なように、心構えをして今日も眠った。
翌日
「何じゃこりゃあああああ!!!!!!!」
僕はとんでもないほど絶叫した。




