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  作者: 枯葉花
7/8

日差

日が昇る。膝を抱えてうずくまってる俺に、窓からの光が突き刺さる。日差しが、まぶしい。

「終わったなー。」

衝動的に送信してから6時間。ずーっと俺はケータイに相対してた。と思う。途中意識が飛んでるから寝てたんだろうけど。

いつも返信早いだけに、遅いと無視されているという気しかしない。電源切ってんのかな。

ああ、彼女を好きになったのはいつだったかなぁ。一目見たときから、かわいいなぁとは思ってたけど。

決定的な何かとか無いな。いつの間にか目が追ってた。

で、告白されたときに強烈に思った。「俺この女のこと好きだったんだ!」って。

春休み直前に告られて、初デートは順調。

そして次の日。・・・なんで喧嘩するかな。

やっぱり会って話したほうがいいかな。しかし時計を見たら5時。尋ねるには失礼すぎる時間だ。

楽しかったデートのことを思い出して、自分を慰めるか。何喋ったっけ。印象的なのは・・・・。

『ねぇ、翼を持ったら何処へ飛びたい?』

その質問に俺、「彼女」って答えられずに太陽って答えったっけ。

『やけちゃうわね。』と言って笑った彼女の可愛かったこと!

こういうのを惚れ直すっていうんだろうなぁ。かわいかったなー。

やべぇ。逆効果だ。泣きたくなってきた。俺、なんて大きな魚を逃したのだろう。

ピロリン♪

ずーっと握ってた携帯が振動して、明るい着信音を流した。

大慌てで見ると、『全員に500円分のポイントプレゼント★』迷惑メールだ。

泣きたくなる。つーか、泣いてる。

ああ。俺。彼女のこと、好きだ。

大好きだ。

これぐらいで泣くなんて。

好きで、しょうがないんだなぁ。胸のあたりが痛むとか、少女漫画ならではの大げさな描写だと思ってたけど、リアルに痛い。いたい。


逢いたくてしょうがない。


俺は、パーカを羽織って衝動的に外に出た。

そういえば、風呂入ってねーな。とか思いながら。




俺、夕食も食ってねぇんだよな…。

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