日中
日が真上に上った。別に、室内だから真上かどうかはわからないんだけど、たぶんそうなんだろう。12時だから。朝ご飯が遅いと昼ごはんが遅くなるのは当たり前の事で。
俺は暇を持て余していた。
暇つぶしに昨日からほったらかしのケータイをチェック。
『昨日は楽しかった!また一緒に遊ぼうねd(ゝ∀・*)ネッ!!』
彼女から来てた・・・!
ヤバい、来たのは11時?待たせるなんて最低だ・・・。
『こちらこそ、部屋にご招待いただきまして、ありがとうございました。』
とっさにそれだけ打って返信。
『硬!』
漢字一文字と感嘆符だけで返す彼女が、柔らかすぎるんだ。つーか相変わらず返信早いな。
今度は柔らかくなるようにと考えながら返信。
『返信早いね。』
どうだこの柔らかさは!初めて敬語が抜けたかもしれない!
少し待ってたらまた返信が来た。早い。
『だって、あんたからメール来るのそんなにないじゃない。寂しいのよ(・´з`・)ぷぅー』
寂しい?彼女が?マジで、俺からメール来ないと寂しいのか・・・?
これは想像以上に嬉しい!
寂しいと言われるのがこんなに嬉しいとは・・・・。この嬉しさを伝えないと。
『ありがとうございます。』
送信してから、気付く。
ヤバい敬語だ。
『は?何にお礼言った?(。´・ω・)ん?』
変だったかな?でも、寂しいと思われるのは嬉しいんだけど。寂しいって言ったのは彼女で、『何にお礼言ったか』といえば。
『お前の存在に。』
こうなるかな。
珍しく返信が遅くて、俺はベットに出戻ってクダグダしながら返信を待っていた。
なんか変な事書いたかな?で、怒らせたとか。返信が来ないのって悲しいな。なんて返ってくるかなっていう期待もあるけど怒ってたら嫌だなっていう不安のほうが勝つ。
うだうだ悩んでたら、ケータイが震えた。そうして遅かったんだろ。なんか怒られてないといいけど。
『(〃ノωノ)』
・・・とりあえず怒ってないのかな?
『何か変な事書きましたか?すいません。』
送ってみると、次は本当に読んだのか?ていうスピードで帰ってきた。
『(ノ`Д´)ノ キィィィ』
・・・とりあえず怒ったでいいのかな?
顔文字返信は止めてほしい。
『やっぱり、会って話したいです。いつ空いてますか。』
勇気を出して今度は俺から誘ったぜ!前は、悲しい事に彼女からの誘いだった。
『゜.+:。 ヾ(。・ω・)ノ゜.+:。 イイジャナーイ!!
今。今すぐ!さっさと家を出て、私の家まで来て!』
・・・マジか。
普通に嬉しい。ガチで嬉しい!
彼女の家と、俺の家は結構近い。