第8話 ピンチです!!カブトムシに追われています パート1
いや~
カブトムシvs蜂の戦いヤバかったねぇ!!
蜂は動きが見えないし
カブトムシはとにかく強いって印象だった!
しかしここで考えなければならない事がある
そう!!
この世界ってもしかしなくてもインフレ半端じゃないんじゃね?って事だ!!
どういうことかって?
例を言えば蜂だね
あの蜂のスキル欄にスキル「音速飛行Lv3」ってのがあったじゃん?
アレ、マジで音速出てたと思うんだよねぇ多分…。
確認出来ないから多分だけどねぇ多分出て無かったとしても亜音速は出ていたのでは?
一匹だけで戦闘機並の戦闘力を持った化物っ…
それが群れで行動してたんだしこの世界の戦力ってもしかしなくても半端じゃないでしょ
てことは魔王とかいたら相当な化物なのでは?
んで魔王の対となる勇者もそれと同等の化物なのでは?
てか人間ってこの世界で生き残ってるのかな?
絶滅してそうだけど…
まぁ知ったこっちゃないか
私ゴキだし
てかインフレ確定したって事は私も今まで以上に強くならなければ!!
狩られてしまう!!
私が!!
でもどうやって?
どうやって強くなる?
う〜ん
…ネズミ狩ろう
私より弱いのは確定だし油断しなければ勝てる相手だからね!!
暇な時間はスキルのレベルを上げたいなぁ
てな訳でネズミ何処じゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
えぇ〜
あれから2日経ちました!
助けてくださいピンチです!!
なんでかって?
決まってんじゃん!
コイツだよ
ドゴォォ!!
ガガガガガガガガ!!!!
カブトムシの野郎に見つかったぁ!!!
速いって!!
速すぎるって
100年前のウェサウィン・ボルトか貴様!!!
ネズミ狩りして追いかけてたら前の蜂vsカブトムシの場所に来ちゃって見つかったぁ!!!
助けてぇ!!
ステータス差が絶望的だよぉ!!
岩の隙間とか使って撒こうとしてるけどフル無視して突破してくるよ!!!
化物か貴様!!岩を砕くな!
化物だったわ貴様!!!
何なら私も魔物だから化物の類だったわ!
ズッガン!!!
うぉう!!!
危ねえ!!!
間一髪の神回避!!
流石私!!
ゲームで"最悪の魔物"と呼ばれていただけのことはあるぜ!
一応追って来てるのは一匹だけ
てかコイツしか生き残りがいなかった。
え?
なんでコイツしか居ないって知っているのかって?えっとですね…。ご飯がお腹いっぱい食べたかったので…その…。
死体食いに向かっちゃった♪
そしたら出くわしちゃった♪
自業自得じゃねぇか!!過去の私の馬鹿!
取り敢えず悔やんでも仕方ねぇ!てか悔やんだ所で見逃してくれねぇ!
アイツと私の力関係をおさらいしよう!
ステータス見た感じコイツのレベルは15レベル!
私はネズミ狩りでレベルが上がって今はレベル7!!
だけど
レベル差、ステータス差、スキル量と質全てにおいて相手が圧倒的なまでの格上!!
逃げても速度で追いつかれる!!
てかそろそろSPが持たぬ!
戦うなんて論外!ってでもないか?
幸いな事にコイツのHPはさっき見た感じ残り80!!
更に毒状態と酸状態でジワジワと削れている。
多分蜂の状態異常だと思うし絶好のチャンスじゃね?
私の「噛顎Lv5」はネズミ狩りでカンストして「大顎Lv1」にはなってはいる!!!
しか~し!アイツの防御力半端じゃないぞ!!
カッチカチのガッチンゴチンぞ!!!
全身ダイヤモンドボディぞ!!
私の攻撃が通るか?
ダイヤモンドボディに!!
カッターナイフがダイヤに通るか?無理でしょ〜。
いやぁ無理無理!!戦闘なんて論外です!
けどそれ以上にそろそろSPが無理!!
やるしか…ない!!
まずは相手の状態を整理しよう
1、HPは現在80(今も減少中!ここ大事!)
2、毒と酸の状態異常を受けている
3、おそらく蜂との交戦で付いた傷口が無数にある
4、多分裏側の外骨格がない部分は他より柔らかいはず…
多分私がまともにダメージを与えられるとすれば3の傷口か…4だね。
けど問題がまだある
今でこそジグザグ走りと岩の隙間を使って躱してはいるけど…この速度差で攻撃するのしんどくない?
速度ですら私負けてんのよ?
もちろん私は攻撃を喰らったら死んでしまう!!
ペラッペラの紙装甲だからね!!
けどやらなければ死ぬ!!
えぇいやったるわ!!
死んだら死んだで終わり!!
カブトムシよ私が死ぬか貴様が死ぬかの真剣勝負と行こうか!!!
行くぞ私!!根性みせろ私!!
気炎万丈!!!




