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オープニング

 地上を乾かそうとする太陽の光を遮るように木々が空に広がり、森の中は日中だと言うのに薄暗かった。

 時折、風が吹くと枝葉が揺れ、地面に映った木漏れ日が揺れている。

 季節は真夏だが森の中は風も吹いてるせいか涼しく居心地が良い。

 ピクニックでここに訪れていたらここで昼寝でもしたいところだがそうはいかない。

 私の目的はピクニックなどではないからだ。

 遠目の茂みが揺れる音が聞こえ、身構える。

 茂みから飛び出て来たのは人間の子供ほどの背丈に緑色の肌、耳が人間のものより発達しており大きく長くとんがっており、鼻は鷲鼻で大きく飛び出ている。

 この世界でゴブリンと呼ばれている存在だ。

 唇が発達していないせいか口は常に半開きで鋭利な歯から涎が垂れている。

 腰に下げているバックパックから特殊な(やじり)を取り出す。

 それは小指程の大きさの弾丸のような見た目だった。

 弾丸と違うところは火薬がなく、底に末広がりの窪みがあるところだ。

 鏃に意識を向けると風を纏いながら宙を浮く。

 魔力を行使し鏃の窪みに空気を圧縮、開放する。

 鏃から炸裂音と共に真っ直ぐに飛んだ行きゴブリンの頭蓋を貫いた。

 鏃に貫かれた勢い逆らえずゴブリンは倒れ、血が地面に広がる。

 魔力を使用して周りの空気に干渉してソナーの容量で周りに危険な存在がいない事を確認する。

 この辺りに先ほど殺したゴブリン以外に危険がない事を確認してゴブリンに近づく。

 腰に刺している剥ぎ取り用のナイフを取り出し、ゴブリンの鼻をそぎ落とし麻袋に放り込む。

 これがこの世界に転生して来た、ロックと呼ばれている冒険者の日常だった。

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