短編で一発当てたかったなろう作者の話
ある日のこと、俺はいい案思いついた。
俺はなろうで小説を投稿する自称小説家、ボナッチフィー。
どうにかして、俺は売れたい。その為に短編で一発を狙っている。そうして今日も今日とて小説を書いてやるのだ。
思いついたのはある日豪速という靴を買った小学生がこれで電車に勝てると思って線路を走る話だ。
うん。我ながら中々いい案を思いついたぞ。
よーし、書くぞー!
書き始めは何がいいだろう。思いつかねぇ......
3分経過
いいや。ある日のこと、って始めるか。
よしよし、結構書き進めた。後はいかにオチを作るかだな。何か、はねられてしまうっていうのもひでぇ話だし、何か能力を開花させる、ってのも現実味のない話だしなぁ......
せや、夢オチでええや。
ハッ。なんだ夢かぁ。
めでたしめでたし
よし、できたぞできたぞ!
昼の15時に書いたけど、見てもらう為には19時3分くらいかな。
19時3分になった。
投稿するぞするぞ......!
ちょ待てよ?
タイトルが決まってねぇな。でも、早く投稿したいし......
せや、小学生が線路を爆走する話、とかでいいやろ。
あらすじ? そうだなぁ。小学生が線路を爆走しますにしとくか。
よし、投稿っと。
1時間後
あれ? PVがついてないぞ? おかしいな?
夜の寝てる間にでもつくだろ。
次の日。
PV3
なぜだああああああああ。
俺は自作を読み返す。なんだなんだこの作品は。ひでぇ始まりにひでぇ終わり。さらにさらにせや、よし、そして、の使いすぎ。
くそぅ。今回こそ上手く行ったと思ったのに......
......ピピピピ
......? 夢、か。