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従魔の装備の整えと実力確認の準備

今日はシャリスの武器が仕上がる日だ!武器は受け取るのもそうだけど他の皆の装備も新調しなきゃだな…子供サイズの武器だから扱いづらいだろうしね、でもよく合わない武器であそこまで戦えたものだよ。行く前に、皆に聞いてどんな武器がいいか決めないといけないな!


「皆!今日はシャリスの武器が仕上がる日だけど、受け取りに行く時に皆の武器の新調と防具を買おうと思ってるんだ!どんなのがいい?」


ボルト「ありがとうございます!俺はロングソードが良いです!このサイズだと短剣ですよ(苦笑)」


ハリス「俺はサイズを大きくしてもらえれば大丈夫です。」


メリナ「私も丁度いい大きさにして貰うのと弦を強めにしてもらえると助かります!今のやつで試しに引いてみたんですが、軽すぎてまともに矢を放てなかったです」


ナズナ「私は鉄製の杖でお願いします!重量は重めで!」


メリナ・ナズナが注文してくれたけどハリス・ボルトは言ってる事は同じだな(苦笑)防具の事は特に言ってこないけど良いのかな?


「皆防具の事は何も言ってきてないけど僕で決めて良いのかな?」


従魔達「防具とはなんですか?」


そこからか!シャリスは言わなくても理解してたけど他の皆は防具のことを知らなかったんだね…そもそも防具を必要としないから仕方ないか(溜息)しょうがない!僕の方で各自の防具を決めてあげよう!


シャリス「ご主人…ごめんなさい(シュン)私も教えていたんですけどなかなか理解しなくて…」


「良いんだよ!魔物に防具なんてそうそう必要ないし、それに防具をつけようと考える事自体もしないだろうからね。僕の方で決めてあげるよ!」


シャリス「ありがとうございます!ほら皆も!」


従魔達「ありがとうございます!お願いします!」


ー鍛冶屋フロストー


早速中に入ってみると頼んでいた物であろう金棒を磨いているフロストがいた。


フロスト「おっ早速きたな!ん?なんか人数が増えてないか?」


「従魔達が全員進化したんです!それの関係で武器と防具も必要なんで全員連れてきました!」


フロスト「そういう事か…それぞれの武器は?何を使ってるんだ?その前にシャリスちゃん!君の武器だよ!試しに振ってみてくれ!もし、振りにくかったら言ってくれ!持ち手の縛りを調整するから!」


シャリス「ふぁ〜♡長さ・重さが丁度いい♪でもここで振って大丈夫ですか?」


「まずいかもしれないね。フロストさん!店の裏手の庭を使ってもいいですか?」


フロスト「悪い!俺も店の事を考えてなかったよ!狭いもんな!大丈夫だ!使ってくれ!ただ思い切りはやめてくれよ?」


シャリス「軽く振るだけなんで心配ないですよ!」


ー裏手庭ー


シャリス「それじゃ早速!」


ブォォン!ブン!


うわ〜頼んで何だけどとてつも無いな、軽く振ってるはずなのにこの音はまずいでしょ!調子に乗る前に止めよう!


「シャリス!感じはどうだい?」


シャリス「バッチリです♡ご主人ありがとうございます♪大事に使いますね♡」


「だそうですよ?ん?フロストさん?」


フロスト「……んぉ!?悪い!?凄すぎて意識が飛んでたよ!そいつは良かった!」まさか片手で振れるとは思わなかったな俺でも両手で持つのがやっとなのに…


「問題ないみたいだし中に戻って他の子達の武器と防具の話をしよう!」


ー鍛冶屋フロストー


フロスト「それじゃ気を取り直して各自の武器を教えてくれ!あと防具はどうするんだ?」


「フロストさんに名前で言ってもわからないでしょうから髪で言いますね。金髪でソフトモヒカンの子はロングソードで防具は軽鎧、黒髪の短髪の子は短剣で防具は革鎧、白銀のボーイッシュヘアの子は弓で弦は強く張ってほしいそうです。で、防具は革鎧、最後に黒混じりの茶髪で長髪の子は鉄製の杖、ようはロッドで防具はローブがいいんですけどあります?」


フロスト「大体イメージはついたよ!ただローブだけはうちでは無いな専門店があるからそこに行ってくれ。知ってるか?」


「流石に無いですか…わかりました!心当たりはあるのでそっちに行きますね!」


フロスト「そうか!それじゃ1人ずつ呼ぶから呼ばれたらきてくれ!最初は金髪の奴からだ!」


ボルト「よろしく!」


フロスト「剣を見せてくれ!それから合いそうなやつを渡すから軽く振ってみてくれ!」


ボルト「どうぞ!」


フロスト「ん?うちのショートソードじゃないか!そうかアリストだもんな!だったら楽なもんだ!アリスト!悪い他の子達もこっちにこさせてくれ!うちの物なら一つずつ確認しなくても纏めてみれる!」


「わかりました!皆、行ってきて!」


フロスト「いつもアリストが単独で6個の武器の整備を頼んで来てたのはこういう事か!よし!様子は掴めた!各自に武器を渡していくから調子を確かめてくれ合わなかったら、言ってくれ!微調整するぞ!」


ボルト「おぉ!サイズが丁度良くなって、前の奴と感覚が変わらない!問題なし!」


ハリス「ボルトの言う通りだな俺も問題なしだ!」


メリナ「私のは、おぉ!丁度いい!この硬さよ!私も問題ないです!」


ナズナ「握りやすい!重さの配分いいですね!問題ないです!」


フロスト「そうか!それじゃ1人ずつ防具を合わせていくから終わるまで待っててな!」


一時はどうなるかと思ったけど、問題なかったかな?シャリスの試し振りの時にフロストさんの意識が飛ぶとは思わなかったけどね。


「よし!終わったぞ!動きにくかったら言ってくれ調整するぞ!外し方はアリストが知ってるから教えてもらいながら外してくれ!」


「「「問題ないです!ありがとうございました!」」」


フロスト「そうか!それじゃ会計だけど…大量に買ってくれたからな割り引いて金貨40枚だ!」


「ありがとうございます!どうぞ!確認してください!」


フロスト「ひーふーみーっとあるな!毎度!また来いよ!」


最後にナズナのローブだな!サーシャおばちゃんの所にしよう!よくお世話になってたし!


ーサーシャ魔法具店ー


サーシャ「あら?アリストちゃんいらっしゃい!またミドリちゃんが何かやらかしたのかい?」


「サーシャおばちゃん違うんだ!今回は従魔達の装備の新調でローブが欲しいから来たんだよ!予算は金貨50枚だよ!それとパーティは追放されたんだ…」


サーシャ「そうだったのかい!優しくて面倒見が良く細かい所まで気が利く良い子なのに見る目がないねぇそのパーティリーダーは!ローブが欲しいって子は?」


「この子ですね!名前はナズナと言います!」


サーシャ「あら!可愛い子だねぇ、わかったよ!任せておきなさい!この見た目だと赤色がいいね!ちょうどいいのがあるから待ってなさい!」


ん?奥にとりに行った?まさか!?()()じゃないよな?だったとしたら予算足りないよ!どうしよ?


サーシャ「待たせたね!()()()()()()()の革製のローブだよ!これならこの子に合うはずだよ!」


「ブゥ!?サーシャおばちゃん!?予算金貨50枚って言ったよね?何で最低でも金貨()()()()枚する奴を持ってくるの!?」


サーシャ「金はいいよ!かれこれ10年は仕舞い込んでる品だからね…アリストちゃんなら安心して渡せるよ!」


「まったく(溜息)サーシャおばちゃんが一度言い出したら取り下げない性格なのはよく知ってるから僕が折れるよ!ありがたく貰うね!」


「フフフ!よくわかってるじゃないかい!この子に細かい説明をしても覚えられないだろうからアリストに説明するよ!このローブはいろんな種類の付与がされていて、まず使用者の体に合わせて変化する"自動調整"とあらゆる魔法に耐性がつく全魔法耐性が付与されてるよ!後、"魔力自動回復(大)"に"魔力増強(大)"もついてるから魔法使いには極上なローブになるよ!最後に"浄化(クリーン)"と"認識阻害"も付与されてるから手入れが楽なのと普段着てても問題ないよ!」


「あ…ありがとうございます!流石最上級ローブ…凄すぎです!」


ナズナ「よくわかりませんけど、とてもいい物でも、街の中で着てても目立たないと言う事ですか?」


「うん!そう言う認識でいいよ!」


ナズナ「はい♪サーシャおばちゃんありがとうございます♡」


サーシャ「あらやだ♪娘が出来たみたいで嬉しいね!何かわからない事や欲しいものがあったらまた来な!アリストなら大歓迎だよ!」


ふぅ〜予算少ないよって言ってるのにまさか最上位のローブをタダで貰うなんて頭が上がらないよ(失笑)今度、何かいい素材や魔法具が手に入ったら、お返しでタダで譲ろう!何はともあれこれで明日の実力確認の試験の段取りは完了だな!




最後までお読みいただきありがとうございます!


まだ話の序盤なのにこれだけお読み頂いて嬉しいです!これからもよろしくお願いします!


次回は実力確認試験になります!武器を扱いやすい物に変えて全力を出せるようになった従魔達が大暴れする話になります(苦笑)敵の魔物も強い物を出す予定です!


ではではε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄◇ ̄)┘


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