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シャリスの進化後の確認と全員進化

シャリスの衣服と装備を揃え終えたアリストはいつも利用している宿屋で一晩を過ごし翌日冒険者ギルドに向かい手頃な依頼がないか確認するも無かったのでそのままシャリスの実力確認と他の従魔の進化をしようと街の外に向かった。


ーゴロスル森林地帯南側ー


「今日は皆のレベル上げとシャリスの進化後の実力確認だね。あまり奥までいかず浅い所で行うよ、多分皆一斉に進化すると思うから奥だと対処出来ないし逃げづらいからね」


『『『『ワカッタ』』』』


シャリス「わかりました!」


森に入ってすぐウルフの気配を5匹感じ取ったので今回はシャリスの実力確認と皆の進化なので好きにやらせてみることにした。


「シャリス・ハリス・メリナは気付いてると思うけどウルフの気配が5匹するね。今回は僕は指揮しないから皆で考えて戦ってみて。」


シャリス「わかりました!ハリス・メリナは隠行して近づきこちらに誘き寄せて!ナズナは魔法を手加減は要らないので放って!倒し損ねたのは私とボルトで請けおうわ。では行動!」


『『『『ワカッタ』』』』


おぉ〜ハリス・メリナは誘き寄せるのがやっぱり上手いな、ナズナは今まで本気で魔法を使ってなかった?多分威力の低い魔法を使ってたのかな?お!そろそろ発動するな!


シャリス「ハリス・メリナ脇に避けて!」


ハリス『オウ!』


メリナ『ハイ!』


ナズナ『ウィンドカッター!』


ウルフ「ギャン!?」


うわ〜普段見てたの魔力を抑えて使ってたんだな、当たった所が綺麗に切れてる!胴体に当たった奴は真っ二つになってるし(汗)5匹中3匹は倒してるから本当に凄いな、シャリスとボルトの立ち回りを見るかな


シャリス『こんなの拳で十分よ!身体強化!はぁ!』


ズゴン!ドサ


一体何が起こったの!?ウルフが吹っ飛ばないでその場で倒れたんだけど!?確認は後でボルトは!


ボルト『ハッ!』


ザン!ボトッ


首を一刀両断か、それが1番速いからね!うん皆成長したな、シャリスはとんでもなく強くなってるし、シャリスが倒した個体を確認したけど綺麗に拳の形が出来てたから衝撃を逃さず伝えたんだろうなおそるべし格闘術!お!ハリス・ボルトがフラフラしてるこれは進化だな!


ハリス『ヌオオオオ!』カァ!!


ボルト『ハァァァァ!』カァ!!


やっぱりこうなったか。う〜ん、ん!?ホフゴブリンじゃ……ない?明らかに身体が細い!けど筋肉は凄いな!早速確認してみよう!ステータスオープン


ーステータスー


種族名 大鬼


種族 鬼族


固有名 ハリス


職業 レンジャー アサシン


性別 ♂


レベル 1/30


スキル 短剣術 暗殺術 暗器術 毒精製 投擲 隠行 身体強化中級 気配探知 鷹の目 言語理解


ーステータスー


種族名 大鬼


種族 鬼族


固有名 ボルト


職業 剣士


性別 ♂


レベル 1/30


スキル 剣術 見切り 挑発 威圧 気合いだめ 身体強化中級 気配感知 言語理解


シャリスで耐性ついたと思ったけどやっぱり凄いな…髪が黒髪なのがハリスで、金髪がボルトだな、服は僕ので大丈夫そうかな?ハリスは同じ身長だけど、ボルトは少しでかいな。


ハリス『う…ん?これが進化した体か…今までより動きやすくなったな!』


ボルト『目線が高くなったからなんか気持ち悪いな。前より力がみなぎってるよ!』


シャリス「2人共!!ご主人に挨拶は?」


ハリス・ボルト「すいません!姉さん(姉御)!ご主人これからもよろしくお願いします!」


「うん!よろしくね!2人には僕の服をあげるから着てね!着方も教えるから!」


「「ありがとうございます!」」


シャリス「ご主人に挨拶が先とはいえ私には挨拶はないの?」


ハリス「何度もすいません!シャリスの姉さん!これからもお願いします!」


ボルト「おぉコワ!シャリスの姉御!これからもよろしく!」


シャリス「うん♪よろしい!後は貴方達ね?後1レベル上がれば進化だから頑張ろうね?」


『『ワカッタ!』』


上下関係がはっきりしてるんだね!良いことだ!メリナとナズナか…気配探知で探すかな?え!?この反応は!コボルトジェネラルと…え!?コボルトキング!?嘘でしょ!?そんな奥地じゃ無いのにキングが巣から出てきてるのか!?しかも取り巻きが20匹もいる!やれるのかなこれ?シャリスと話をしてみるか


「シャリス!コボルトキングとジェネラルに取り巻き20匹の気配を探知したんだけどやれるかい?」


シャリス「その様ですね、私・ハリス・ボルトはオーガと同格の強さになるので大丈夫ですけど、メリナとナズナはまだ進化してないので不安ですね。」


へ?オーガと同格?あのSに近いAランクに分類されてるあの?


「本当なのそれ?確かにシャリス・ハリス・ボルトの種族は今まで文献でしか見た事のない種族だけどそんなに強いの?」


シャリス「本当です!詳しく話せなかったので内緒にしてましたけど…私達鬼族は、低位種から中位種に進化すると格段に強くなるんです!成れるとは思いませんでしたけど。」


凄いな…文献で見た記憶だと、低位種はゴブリンと見分けがつきづらいから注意が必要って書いてあったのと中位種と高位種は発見したら見つかる前に撤退する事!って書いてあっただけでよくわからない種族なんだよな。シャリスが詳しそうだから一度聞いてみるかな?


「行けそうだね、僕・メリナ・ナズナで取り巻きを受け持つからシャリス・ハリス・ボルトでジェネラルとキングをよろしく頼むよ!」


シャリス「駄目です!ご主人・メリナ・ナズナは後ろで待機していて下さい!私・ハリス・ボルトの三人で十分です!」


ハリス「前までは相手の方が強くて逃げてたけど今なら余裕だな!」


ボルト「ホントにそうだな!力が滾りすぎて今すぐやりたいぜ!」


「そこまで言うなら任せるよ!頑張ってね!」


前以上に好戦的になってるな?徐々に奥地の方に戻ってるみたいだから追って行かないとだな。


コボルトジェネラル『なっ!?何だコイツらは!見たこともない種族だぞ?肌が黒い?ゴブリンの系譜の者達か?』


コボルトキング『コイツらは!そんな!?聞いたことがあるぞ!魔王様と敵対していた種族だ!何でこんな所に!最近、部下達がなかなか帰ってこないから見回りをしていたらコイツらのせいか!まだ巣まで遠いと言うのに(ワナワナ)仕方ない!かかれ!』


コボルト『おお!』


ボルト『お前達みたいな格下に俺達の相手が務まると思ってるのか?剣技・空斬波!』


ハリス『おい!ボルト!やり過ぎるなよ?俺やシャリスの姉さんだって暴れたいんだからな?短剣技・乱れ刃!」


シャリス『ハリスの言う通りよ!全く!鈍器技・グランドクウェイク!』


えっ??魔王と敵対してた?そんな事、文献には書かれてなかったぞ?それにしても…さっきの3人の攻撃で取り巻き全て撃破してるしヤバすぎでしょ…ジェネラルとキングはどうにか避けたみたいだけどかなりダメージを負ってるな…うわ!?メリナとナズナが進化を始めちゃったよ!


ドックン!ドックン!


メリナ『ウグッ!ハァァァァ!』カァ!


ナズナ『クッ!ハァァァァァ!』カァ!


ジェネラル『何!?この光は!?進化だと!?奥の2匹か!!』


キング『これはまずい!大鬼は、オーガ種と同格と聞いていたがそれ以上ではないか!撤退は…無理だろうな…短剣を扱っている奴はアサシンだろうな…確実に殺られる!』


メリナは白銀のボーイッシュで、ナズナは黒混じりの茶色の長髪か、胸は……やっぱり大きいな…進化するのはわかってたけどまさかこのタイミングでするとは…3人に任せといて大丈夫だろうから僕はステータスの確認と服を着させるかな!


ーステータスー


種族名 大鬼


種族 鬼族


固有名 メリナ


性別 ♀


職業 ハンター


レベル 1/30


スキル 弓術 短剣術 千里眼 隠行 気配探知 身体強化中級 矢製作 解体術 アイテムボックス 言語理解


ーステータスー


種族名 大鬼


種族 鬼族


固有名 ナズナ


性別 ♀


職業 魔法師 回復師


レベル 1/30


スキル 魔法(火・水・風・土・雷・氷・光・闇)中級 魔力操作 身体強化魔法 生活魔法 魔力自動回復 回復術中級 アイテムボックス 鑑定 言語理解


うん!種族では驚かないけどスキルが生えすぎ!僕達で言う所のAランク相当のスキルだよこれ!?僕のステータスも確認しとこ!どうなってるか確認しとかないとヤバそうだなこれ。ステータスオープン!


ーステータスー


固有名 アリスト・ハリス・ケスカル


種族 人族


職業 テイマー


レベル 22/100


スキル 剣術 テイム 魔物語理解 解体術 気配探知 鷹の目 指揮 鑑定 アイテムボックス


固有スキル 従魔スキル使用


(魂内包 鬼神の魂)


威圧が使えた理由が分かったよ…固有スキルが生えてるよ…Sランク冒険者が取得してるってよく聞くけどまさか僕が覚えるなんて…他の人に見せれないスキル構成になったな僕(苦笑)


キング『クソ!ジェネラル!あまり離れ過ぎるなよ!』


ジェネラル『了解です!』


ハリス『明らかな過剰戦力だけど…姉さんどうします?』


シャリス『やるからには最後までしっかりやるわよ!とは言っても、ハリスの言う通りなのよね?ボルト・ハリスは攻撃!私はメリナ・ナズナの様子を見てくるは!』


ボルト『了解だぜ姉御!お前どっちとやる?俺はジェネラルやりたい!』


ハリス『相変わらずだな……。俺はキングでいいよ!さっさと終わらせてご主人の元に向かうぞ!』





最後までお読みいただきありがとうございます!長くなったので2話に分割しましたσ(^_^;)


次回は、倒した魔物の解体をして街に戻ってギルドに報告と素材の売却をして、進化した従魔達の装備を整える話になります!


今後ともよろしくお願いします!ではでは(=゜ω゜)ノ

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