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冒険者ギルドで一悶着とシャリスの衣服と装備

とりあえず、シャリスにローブを着せてゴロスルの冒険者ギルドに素材を売りに向かいますか!


「シャリス、その格好だと不味いから、一旦僕のローブを着てて!」


シャリス「そうですか?隠す所は隠してあるので、問題ないかと?」


「いくら魔物でも、見た目は人間の女の子と変わらないからね?流石に隠さないと不味いから!街に戻ったら冒険者ギルドで今回手に入った素材と討伐証明部位に今まで貯めてた素材を売って服と装備を揃えよう!」


ーゴロスル防壁門ー


守衛「アリストじゃないか!どうしたんだ後ろの子は?新しいパーティの子か?フードで顔まで隠して?」


「そう見えますよね…僕の従魔のゴブリン♀が進化しましてね…見た目が人にかなり近くなっちゃったんで、ローブで隠してるんです(苦笑)」


守衛「へ!?マジか!そんな事聞いた事ないぞ!顔だけ見ても良いか?流石に確認しないと不味いから」


「そうですよね…シャリス顔だけ出して!」


シャリス「わかりました。ご主人、これで良いですか?」


守衛「うわ!メッチャ可愛いじゃないか!うお!?角!後、肌が黒じゃなかったら完璧に人だぞこれ!しかも俺たちの言葉まで話せるとは、本当に驚いた!従魔を示す首輪より今度から腕輪にしとけ?見た目が悪いぞこれ」


「了解です。それ関係もするつもりで早めに切り上げてきたんです。で、中に入っても良いですか?」


守衛「悪い!問題ないよ!ゴロスルの街にようこそ!」


門はこうなると思ってたから大丈夫だけど冒険者ギルドは大丈夫かなこれ?何が起こるか予想つかないよこれ(溜息)


ー冒険者ギルドゴロスル支部ー


入ってすぐに物珍しい者を見る目で見られていた。


カリナ「冒険者ギルドにようこそ!アリストじゃない!どうしたの?まだ昼を少し過ぎたくらいよ?後、後ろの子は?」


「後ろの子は、僕の従魔で進化したのは良いけど、見た目が肌・耳・角を除いて人間の女性になっちゃったからローブとフードで隠してるんですよ!流石に女性の衣服は持ってないからこうなったんです(汗)素材を売りに来たんだけど今買取大丈夫ですか?後、従魔の人型用の腕輪が欲しいです。」


「そうなのね、たしかに気配は魔物ね、それなら私もう上がる時間だから衣服一緒に選んであげるわ!買取は空いてるから問題ないわよ!腕輪は…これね銀貨5枚よ!」


「良いんですか!?僕もわからないしシャリスも魔物だから服のことを知らなくて…助かります!銀貨5枚?首輪より安いんですね。どうぞ」


カリナ「毎度!でしょうね…任せなさい!見返りに昼奢ってね?それじゃ買取の鑑定待ちしてる間に上がる準備をしてくるわ!また後でね!」


「了解です!お手柔らかにお願いします(汗)」


あぁ〜…周りの目が…絡まれないだけ良しとするか、買取カウンターに行こう。


「すいませーん!誰かいませんか?」


?「アリスト!今日は早いな?」


「ジヴォスさん!毎度です!今回討伐したやつと、売らずに残してた素材を売りにきました!出すのはここで大丈夫ですか?」


ジヴォス「解体場で頼む。多分血抜きから解体まで済ましてあるんだろうが流石に臭いがな…」


「あぁ〜わかりました。それじゃ移動しましょう!」


ー解体場ー


アイテムボックスに貯めていた売っても良いやつを大量に放出していくかな


「これと、これと、後、これと、こんな物ですかね。」


ジヴォス「これは…どんだけ溜め込んでたんだ?久々だぞ?解体場がこんなに埋まるのは!」


「従魔の餌を手に入れるのに色々狩ってたら素材が溜まりに溜まってこんな状態になったんです(汗)時間かかりますか?」


ジヴォス「そんなに時間はかからないと思うぞ?これだけ綺麗に血抜きに解体されとるから、むしろ色をつけて鑑定するぞ!」


「ありがとうございます!それじゃ受付の方で待ってますね!」


ー移動中ー


シャリスの首輪を人前で変えてるとおかしく思われるかもだから今のうちに変えるかな。


「シャリス!首輪から腕輪に変えるからこっち来て!」


シャリス「はい!」


カシャ、カシャ、


「終わったよ!」


シャリス「ありがとうございます!」


人間は変わってるな、何の為にこんな腕輪をするんだろ?


ー受付前ー


男A「カリナ〜もう上がりなんだろ?これからお茶しないか?奢るぜ?」


男B「そうだぜ!あんな冴えないやろうとじゃなくて俺たちと、どうだ?」


カリナ「しつこいわねさっきから!あっ!やっと来たのねこっちは準備出来たけど査定はまだかかるの?」


「少し掛かるけど状態が良かったからそんなにはかからないって。で?その人たちは?」


カリナ「ナンパよナンパ!さっきから鬱陶しくて…どうにかならない?」


「この人にはこれから僕の用事に付き合ってもらうので困るんですけど?(威圧スキル発動)」


「「ひぃ!?すいません!失礼しました!」」


「へ?何が起きたんだ?僕はただ話しかけただけなのに?」


カリナ「いつの間に威圧スキルを覚えたの?それもかなり強かったわよ?」


「僕もわからない…何でだろ?」


ジヴォス「アリスト!査定が終わったからカウンターまで来てくれ!」


「はい!今行きます!」この事は後で調べるかな


ジヴォス「良くここまで溜め込んだな!今回の査定額は金貨50枚になる!血抜きはしっかりされてるし解体もうまいわ、状態もいいときたもんだからこの査定額になった!問題なかったら査定書にサインと金額の確認をしてくれ!」


「問題ないです!ありがとうございます!金額の確認を…」


カリナ「私もするわ!そっちの方が早いしね?」


「助かるよ。『ジャラジャラ!』こっちは25枚だね

そっちは?」


カリナ「私の方も25枚よ!50枚ちゃんとあるわね!」


「ジヴォスさん!確認完了です!ありがとうございました!またお願いしますね!」


ジヴォス「こっちこそありがとな!他の奴らもアリストを見習ってしっかり解体と素材の保存をしてもらいたいもんだよ!それじゃ他の査定もあるからまたな!」


「待たせてすいません!行きましょう!」


ー服屋前ー


ギルドでの用事を済ませたアリスト達は昼飯を食べて服屋に来ていた


カリナ「いや〜食べた!ご馳走様!それじゃシャリスちゃんの服選びと行きますか!」


「このぐらい大丈夫ですよ!(こんな細いのにどこに収まったんだあの量?)どうなるかわからないけど後2人分の服も選んでもらって良いですか?」


カリナ「それは構わないけど何で?」


「あと2匹♀のゴブリンが居るんです…進化した時にシャリスと同じようになったら困るんで先に用意しとこうかなって」


カリナ「了解よ!シャリスちゃんに服の選び方を教えておくから、また、買いに来るようなことがあっても大丈夫な様にしとくわね!」


「ありがとうございます!会計になったら呼んでください!外で他の従魔と待ってますから」


カリナとシャリスが中に入っていき。中からあーでもないこーでもない、何この大きさ!?羨ましい!など色々聞こえ最終的にシャリスに服の選び方を伝授している声が聞こえて来た。


「なんか色々聞こえたけど中は大丈夫かな?」


ー1時間後ー


カリナ「おまたせ!見繕いは終わったわよ。後!ローブの中になんて物を隠してるのよ!あの胸は反則よ?羨ましくてちぎろうかと思ったわあれは!取り敢えず会計よろしく!私はこれで帰るわね!またギルドで会いましょ♪」


「今日はありがとうございました!」


中に入ったアリストは、シャリスのあまりの代わり様と会計金額も金貨5枚と安く驚いた!大量購入したので割引したと店員から言われたので納得である。


「金貨5枚です。お騒がせしてすいません!」


店員「女性の買い物は殆どがあんな感じですよ?シャリス様のあのスタイルの良さには流石に驚きましたけどね」


「そうなんですね、まだ寄らないといけない所があるのでこれで失礼します。ありがとうございました!」


店員「こちらこそ!またのお越しをお待ちしております。」


服の用意を終えたので、本日の最終目的地である。鍛冶屋街に向かった。アリストがいつも懇意にしている鍛冶屋である。


ー鍛冶屋フロストー


「フロストさ〜ん、いますか?」


フロスト「この声は、アリストか…って、何だこのエラい可愛い子は!?お前のこれか?(小指を立てる)」


「違いますよ!僕の従魔です!進化した関係で装備が必要になったんで来たんです。」


フロスト「悪い悪い!冗談だよ!武器と防具がいるんだよな?どんなのがいるんだ?」


「動きやすい様に革鎧と武器は金棒でいいかい?」


シャリス「それで大丈夫です!金棒は出来だけ重くお願いします!」


「それもそうか、フロストさんそれで見繕ってもらって良いですか?」


フロスト「わかったよ、鎧のサイズを合わせたいから嬢ちゃんこっち来てくれ」


フロストが既製品であう革鎧を探し、そこから金棒を探すがないので結局武器は作ることになった。


フロスト「いやすまんな!流石にうちでは金棒は作り置きなんてしてないから間に合わせで両手棍棒で我慢してくれ革鎧はそれで良いか?」


「シャリス動きづらくないかい?」


シャリス「問題ないです!ただ武器がすごい軽いので怖いです。振った時に飛んでいきそうで。」


フロスト「それは良かった、武器は本当に我慢してくれ、値段は鎧で金貨10枚で、武器は金貨20枚先払いで頼む!」


「了解です!確認してください!仕上がるのに何日くらいかかります?」


フロスト「3日後に来てくれ、引き渡す時に細かい調整をするよ」


「わかりました。3日後にまた来ますね!」






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