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実力確認試験 後編

話はついたし早速オークの集落を討伐しに行きますか!


「僕達は目立つように進んで門を突破したら皆さんも突入して下さい。」


パリストン「頑張れよ!()()()()()の坊主!」


ドリトン「捕まっている者達のことは任せてくれ!」


カリナ「私はついて行くわよ!自分の身は自分で守れるから!」


な!?なぜ僕の家の事を!鑑定で僕を見たんだな!Sランクだからウチの家の依頼を受けてそれで知っているのかもな。


「皆さんも気をつけて!では行ってきます!隊列は先頭ハリス・ボルト!中衛メリナ・ナズナ!殿は僕とシャリスだよ!行動開始!」


ボルト『やっとか!暴れるぞ!』


シャリス『ボルト!皆同じ気持ちなんだから焦るんじゃないの!まずはナズナ!魔法で1発お願い!景気付けよ!』


ナズナ『了解!皆まだ近づかないでよ!風魔法と火魔法の混合魔法でデカイの1発お見舞いするから!』


ハリス・メリナ『頼んだよ!それで混乱してる間に侵入して雑魚を片付けて行くから上位個体をよろしく!』


なんかエゲツない話をしてるんだけど!?火災だけは起きないように話しておかないとな!


「ナズナ!強力な魔法を使うのは良いけど、周囲の木が燃えないような魔法を使うんだよ!」


ナズナ『ご主人大丈夫ですよ!使うのは()()()()なので!早速!【我が魔力によりて火と風よ!混ざり合いその威力をここに示せ!】離れてて下さいね!【エクスプロージョン】!』


すぅぅぅ……ズガァーン!!


……何この威力!?簡素とはいえ門が全部吹っ飛んだ!?周囲にいたオークの気配も全部なくなってるし…多分中級魔法を混ぜたんだろうけど威力は上級の殲滅魔法クラスだよ!?皆の舵取りを間違えるとえらい事になるから本当に気をつけないとな!


カリナ「な…何が起きたの?とてつもない爆発が起きたと思ったら門が全部吹っ飛んで周囲にいたオークの気配が全部無くなったんだけど!?」


「ナズナの魔法ですね…景気付けと言うので任せたらこの威力なので僕も驚きです…」


シャリス『よ〜し!皆突撃するわよ!ハリス・メリナは隠れてる奴らの殲滅ないし炙り出しを!ボルトと私は向かってくる奴らを蹴散らすわよ!ナズナは私達の援護!良いわね!?」


『了解!』


行っちゃったよ…僕とカリナさんは後をついて行くか…最初の悩みや緊張感はどこへやらだなこれじゃ…


ーオークの集落ー


カリナ「これ…パリストン・ドリトンのパーティいるのかしら?とんでもない勢いでオーク達の気配が消えて行くんだけど?」


「いや…状況的には…いらないと言えますけど…捕まってる人達の心情的には"Sランク"や"Aランク"に"副ギルドマスター"は安心できると思いますよ!パリストンさん達がこっちにきたみたいです!」


パリストン「アリスト!お前の従魔達とんでもないな!捕まってる奴らの所まで一直線に向かって行ってくれたから助けやすかったよ!ただ…女には見せれないとんでもない状況だったけどな…」


ドリトン「ジェネラルがお楽しみ中の所を隠密できる従魔が暗殺して一瞬にして制圧したからな…それに魔法を使う従魔が四肢を欠落してる奴の回復をした時は驚いたよ!表情ひとつ変えず淡々とおこなったからな…どんな場数を踏んだんだアイツら?」


「僕もわからないですね…」


僕が従魔にする前に()()経験したんだろうな…じゃないと納得できない事が多過ぎる…これが終わったら皆に話を聞いた方が良いな!僕が知らない事が多過ぎる!


カリナ「ひとまず捕まってる人達は救助出来たんですから街まで護送しましょう!先程ギルドから護送するパーティと馬車を送り出したと連絡が来たので!」


パリストン「了解だ!ドリトンのパーティは助けた人達を門があった場所まで護送してくれ!カリナさんは誘導を頼みます!俺達のパーティはアリストの従魔達と一緒に討伐して行くぜ!良いか皆!」


「「「了解!」」」


Sランクリーダーはすごいな!僕も出来る様にならないとな…ん?シャリスが大きな気配を持つ者と戦い始めたな?"例"のオークだろうな…シャリスの気配もとんでもなく大きくなってるし…近づけるかな?


ーオークの集落中心部ー


何とか近づいたアリストはどうにか戦う前に間に合ったのであった!そして"例"のオークとシャリスが放つ圧によりこれ以上近づけなかった。


マグナ『ふははは!こんなところで鬼族の剛の者と戦えるとは!吾輩はオークロードのマグナ!其方の名は如何に!』


シャリス『うふふ♪私は大鬼のシャリス!()()()()()の従魔にして鬼族の祖の()()になるものよ!いざ尋常に!』


うわ〜どうにか近づけたけどこれ以上は無理だな…闘気というか覇気になるのかな?とんでもない()が渦巻いてて近づけない!見守るしかないな…


マグナ『では!参るぞ!槍技・旋風槍!」


シャリス『そんなヌルい攻撃じゃ効かないわよ?それじゃ私も!鈍器技・重激波!』


一撃二撃とぶつかり合い、とここでマグナが分が悪いと悟り気配を上げ始める!


マグナ『ぐぬ!?まさか吾輩がここまでやられるとは!仕方あるまい!リミッター解除!豚鬼帝皇(オークロード)モード!』


シャリス『かかってきなさい!リミッター解除した奴とは初めて戦うからワクワクするわ♪』


リミッター解除して再度闘い合うも少し上回る程度で攻めあぐねてしまうマグナであった…呆れてしまったのかシャリスがこう告げる!


シャリス『リミッター解除してもこの程度なの?呆れて闘う気が無くなったわ…まぁ、ここまで()れた事を評して新たに()()された力を魅せてあげる♪リミッター解除!()()()モード!』


へぁ!?ただでさえ大きかった気配と圧が圧縮されて更に濃密になった!?でもなんか()()()()感じがするな?何でだろ?


赤の髪色だったシャリスの髪色が白銀に変わり額に1本短い角が増えて、更に全身黒いオーラに包まれそれが姫鎧装束に変化したのだった!


シャリス『初めて解放したけど最高の気分よ♪これが言い伝えにある夜叉姫なのね♡これでアリスト様に更に近づけたわ♡本人はまだ気がつかれてないけどね…それじゃあ続きを始めましょうか?アッサリ終わらないでね?』


マグナ『な…何なのだ!その馬鹿げた気配と圧は!ドラゴンの最上位個体並だと!?本当に鬼族の祖の伴侶になるつもりなのか!?出し惜しみは無しだ!魂装武器解放!【紅蜻蛉】!』


新たなリミッターを解放したシャリスに何とか食い下がるオークロードのマグナだが、撃ち合うたびに傷が増え最終的に吹き飛ばされてしまう!


マグナ『はぁ…はぁ…!予想していたがここまでとは!これが吾輩の最後で最高の一撃だ!()()()()()()()()()!!』


シャリス『はぁ〜…今まで隙だけが全くなかったから

付き合ってたけど技でさえこんな物なの??魂装武器を使うまでもないなんて…これで終わらせてあげるわ!()()()()()!』


……僕の常識を飛び越えた闘いなんだけど?物凄く強いって聞いてたオークを子供扱いって(苦笑)終わったみたいだから近づくかな


「お疲れ様!終わったみたいだね!」


シャリス「ご主人!まだ成ったばかりみたいで余裕でした♪」


マグナ『うぐっ…其奴がお前のしゅじ…何と!?そうであったか!羨ましい限りだ…まだ目覚めておられないがその方が…吾輩も…がく……』


「ん?何か聞こえたような…」


シャリス「気の所為ですよ!」今まだ早過ぎるから情報を小出しにしないと!


カリナ「終わったみたいね…シャリスちゃん?そろそろ気配と圧を抑えてもらえないかしら?近づけないわ!」


シャリス「ごめんなさい!忘れてました!」すぅぅ


カリナ「ふぅ!ありがとう!他の上位個体の討伐もさっき終わったってパリストンから報告が来たからもう大丈夫そうね…どうマスターに報告したものやら…アリスト君の従魔が殆ど制圧したような物だからそう報告を上げるしかないか…」





最後までお読みくださりありがとうございます!


次回はランク昇格と従魔達との会話する話になります!あと、捕まっていた人を救出する所は18禁で載せる予定です。興味のある方はそちらをご覧下さい!


それでは次話でお会いしましょう!ではではε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄◇ ̄)┘

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