いざ、大空へ!
【バンディラス飛行場】
《休憩室 2号室》
「もう朝か…」
辺りを見渡すと既に泰帆は居なかった。
「泰帆早いわね…ロゼッタ起きて行くわよ」
「(・ω・)」
【バンディラス飛行場】
《ロビー》
「来たな水色雀」
「マム、オハヨウゴザイマス」
「どうした、水色雀」
「マムの後ろに居る方たちは誰でありますか?」
「何を言っているんだ…上から預かった奴らに決まっているだろう」
「………えっ」
「オレ好みに鍛えて良いと許可は得ているからな…みっちり鍛えたぞ」
教官の背後には筋肉ムキムキのインテリ眼鏡さんやゴリ……どこかのレスリングの選手の様な女性もポーズを取っている…その他もモヤシっ子の様な感じだったのに自信を持ったポジティブ筋肉マンになっている。
「先輩、おはようごさいます!」
「へっせっ先輩?」
「こんな幼いのに…よくぞ乗り越えましたな!」
「教官殿との出会いによってこんなにも強くなれるとは!」
「これでアタシも頑張りますわ!」
何を頑張ろうとしているのかしら?
「いなりちゃん…」
「弥一郎先輩!さっき振りです!」
「おっおう…」
「水色雀」
「なんでありましょうか、マム」
「お前たち雀組は今日からこのオウバンラ大陸の上空を飛び回る訓練を始めろ」
「了解であります!」
「青雀は緑雀と一緒に説明したのを水色雀にも教えてやれオレはまだコイツらを今から鍛えて始める。お前たちも準備をして始めろ」
「「yes!マム!」」
弥一郎さんに連れられ準備の場所に案内された。
【バンディラス飛行場】
《議会室》
「ここは議会室ですね」
「飛行ルートを機械にデータを入れて実際に飛ぶんだそうだ」
「泰帆なにしてるの」
泰帆が作っているルートはかなりキツそうだ。
「キツくない?」
「1度グライダーイーグルだとどの辺まで飛べるか試したくて…」
「そっか」
「今日から飛行ルートを自分で作って飛ぶのが宿題だそうだ」
「弥一郎さんはもう作ったの?」
「俺はどれだけ高く飛べるか調べたくてな…少し離れた辺りから行けるところまで行くつもりだ」
「あたしはどのルートを作ろうかな~」
泰帆と弥一郎さんは自分が作ったルートに向かうべく飛行場に向かった。あたしはロゼッタと一緒に飛行ルートを作り弥一郎さん達とは1時間の時間差で飛行場に向かい大空へ飛び去った。
《中央都市バンディラスの上空》
「さてロゼッタ向かうわよ!」
「( ・ω・)ノ」
ビュンビワトと風を切りながら進んでいく…すると「ギャァアアア目がぁぁあ!!」&「ピュィイイイイイ!」と叫びながら落下していく弥一郎さんと大鷹が見えた…イカロスの翼か何かしら?
「ロゼッタどうする?」
「( ̄∇ ̄)」
「えっ?平気でしょうって?」
「( ・ω・)」
ロゼッタはさっさとその場から離れて行った。
こうしてのんびりと空の旅を楽しんで居ると大空に生息するモンスターと遭遇するようになり結構な戦闘になりながら明日の飛行ルートでどこに行くかをロゼッタと一緒に決めながら進み今日は泰帆とは空で合わずにと思っていると、とてつもないほどの巨大な雲の群生地が現れた。
「ロゼッタどう?」
「( ・ω・)」
「ダンジョン?」
「(⌒‐⌒)」
「回復アイテムはかなりあるからある程度は行けると思うから行ってみる?」
「( ・ω・)ノ」
ロゼッタと一緒に向かって居ると次々と雲のダンジョンからモンスターが侵入してきたあたしたちを向かえ撃つために今までにない程になっていた。
「ロゼッタ行くわよ!」
「ι(`ロ´)ノ」
恐竜大乱闘ならぬドラゴン大乱闘になったレベル差もあって半分を倒せて居るがさらに補充されついさっきよりもさらに増えていた。
「多くない?」
「(  ̄ー ̄)」
「だよね…どうしましょうか…このまま戻ったら街を巻き込む事になるわよ」
さらに増えていくドラゴンたち…手を出しては行けない領域に手を出しちゃったかしら。
するとアナウンスが流れてきた【ロゼッタは技を進化させようとしています、進化させますか?】※強くなる可能性もありますが失敗して弱くなる可能もあります。
【yes】or【NO】
どうしましょうか……今まで上手く言ってるし…上手くいくかしら?でもこれを乗り越えないと…大変な事になるわよね?
答えは1つ!【yes】よ!!
【認証しましたでは始めます】……………【おめでとうございます!大成功しました!ロゼッタの技で【蒼天の伊吹】が【蒼天空の剣舞】に進化しさらに【蒼炎の柱】が【蒼天空の白き焔】に進化しました!】
なんか凄い技の進化したわ!早速使ってみましょう!
「ロゼッタ行けるわね?【蒼天空の剣舞】!」
ロゼッタの中心から風を纏った数多の蒼い剣が現れ敵に向かって切り刻みながら敵の3/2が削られていった。
「凄いわ!たくさん居たのにもう少なくなったわ!」
だが雲のダンジョンからジャンジャン現れるドラゴン系統のモンスター達が現れついさっきよりも多く出てきた。
「この調子なら行けるわね!」
「(^o^)」
「ロゼッタ!次は【蒼天空の白き焔】!」
ロゼッタは大きく口を開けると高エネルギーが貯まり始めたが放つまでに時間が掛かるのか敵からの攻撃を受けた。
ロゼッタはそれでも貯めるのを止めず放つ時まで耐えている!
「ロゼッタどんどん回復アイテム使うわよ!」
あたしは回復アイテムを止めどなく使い続け敵の攻撃を受けきりその時が来た。
そして…高エネルギーの白い焔が放たれると生き残っていたモンスターたち全てを飲み込みドラゴンたちは消滅した。
「へっ」
「( ̄^ ̄)」
「これでどうだ…ね」
ピコン!
【雲のダンジョンの主が来ます!】
アナウンス通りに巨大なドラゴンがダンジョンの中から現れた。
「鑑定!」
種族名 エンプレスオブセイントドラゴン
レベル???
空に漂う竜の巣と言われる雲のダンジョンの主で滅多に人前に姿を現すことがないと言われる聖なるドラゴン。
同胞が一定の数にまで減るとダンジョンから同胞の敵討ちしに現れる。
闇を極めた【エンペラーオブダークカオスドラゴン】の対のドラゴンでもある。
「どこまでられるかわからないけど…ヤるわよ!」
「ι(`ロ´)ノ」
『なんて野蛮なんでしょう』
「喋るモンスター見っけ」
『我が同胞を屠ったのはあなた達ですね』
「そうですが何か?」
『ヤられる覚悟は出来てますね?』
「ロゼッタこちらも全力で行くわよ」
名前が長いから略した…セイントドラゴンに向けて【蒼天空の白き焔】を準備に入り、向こうもブレスの準備を始め…そして同じタイミングで技を放ち【純白の焔】と【蒼天空の白き焔】がぶつかり合った。
「もしかして向こうがタイミングを合わせた?」
向こうが合わせたであろう焔がぶつかり合っているが最初のうちは同等だったのにロゼッタが押されるようになった。
「くっ!ロゼッタ!頑張って!」
あたしは応援してロゼッタにエールを送り続けたが呆気なく押し出されロゼッタに直撃し落下していくのがわかった。
『これに懲りて2度と来ないことを願ってます』
ピロリン♪
「えっ」
【最難関の竜の巣ダンジョンの雲のダンジョンの最深部にて東のプレイヤーが主が居ない内にワールドアイテム【聖なるリュウノタカラ】を入手し、最難関ダンジョンを主が居ない内に無傷で制覇し攻略しました!】
『まっまさか!』
「えっ…まさか泰帆が先にダンジョンを見付けてダンジョンに入ってたの?」
『あなたではないのですね侵入者は…!わたくしはなんて初歩的はミスを!!』
セイントドラゴンの台詞の「あなたは侵入者ではないのですね」って…もしかしてドラゴンたち…勘違いしてあたしたちを攻撃してきたの?
「火事場泥棒って奴ね!」
ビュンと落下していくあたし……ロゼッタは戦闘不能になって指輪に戻ったんだったぁああ!!
落下していくと思われたがセイントドラゴンがあたしを背よった。
「あれ?落ちない」
『申し訳ありませんでした…わたくしの勘違いで…』
「別に大丈夫です」
セイントドラゴンによってダンジョンの入り口に連れていかれた。




