初めての戦闘と運営からの褒美
「ロゼッタこれからどうしようか」
「♪」
「えっなに森に行きたいの?」
「♪」
「レベル上げしに行こうか」
ロゼッタを肩に乗せて森へ向かっていった。
【桜の森】
「シンボルカウントしないのかしら…えっ魚さん連れてる同じ年ぐらいの子がいる…魚さん抱いて移動してるし…わたしは良い方なんだ」
しばらく歩いて居るとがさがさと音がした。
「ひゃ!何!」
ロゼッタは肩から降りて警戒し出していたが…インセクトワームLV???が現れた!
「なに!いきなり戦闘が始まったんだけど」
ロゼッタに指示しよう
戦う
バッグ
逃げる
「えっえっ…」
戦う⬅️これよね!
バッグ
逃げる
ロゼッタに指示をしないで自分に考えさせますか?
「えっなに急に」
オートの戦闘にする事が出来ます。
「しなくて良いわ、ちゃんと指示したいし」
「♪」
どことなくとても嬉しそう。
ロゼッタ ♀ LV1
覚えている技
かみつく しっぽをきりはなす
「なら…ロゼッタかみつく!」
【ロゼッタがインセクトワームにかみついた!急所にかみつくのに成功した!】
「ぎゃぇぇええ!」
「野太い!ワームの悲鳴野太い!ロゼッタ!そのまま噛みついて!」
「○」
「あたしも何かアイテムないかしら…回復薬と毒針と麻痺針か…投げていれば状態異常になるわよね?」
わたしもワームに毒針をなげながらロゼッタがかみつくしたまま15分が経過…
「ぎャオ!!」
ロゼッタはインセクトワームを倒した!
ロゼッタは経験値30000ポイント獲得しいなりはアイテム【インセクトクイーンの心】と【インセクトキングの心】を手に入れた!
「やった!初めて倒せたね…でもかみつく技全部使いきっちゃた」
「♪」
ピコン!と音がなった【東の陣営のプレイヤーが【桜の森】のユニークモンスターを初めての戦闘で狩りました】
「えっ…あれがユニークモンスターだったの?ステータス見て良い?」
「♪」
ロゼッタ LV15
性別 ♀
種族 ヤマトカゲ
称号ユニークキラー
覚えている技
【かみつく】【しっぽをきりはなす】
【ファイアーボール】【かげろう】
「一気にレベル上がってるわ…知らないうちに技も覚えてるし…技名確認しとこうか…森から街に帰ってね」
【運営からの連絡が入ったので強制的にそれぞれの陣営の広場に集めます】
「そのままにしておけば大丈夫そうね」
「♪」
◇◇◇◇
【天下分け目の島】
《東の陣営の大広場》
【お集まりの皆様七時間前振りです。つい先程全ての卵が孵されました…おめでとうございます】
「おめでとうだと!だったら元に俺たちを現実に帰せ!」
【それはなりません。クリアしなければ帰えれませんよ】
「なんだと!現実の俺たちとの体はどうなってる!」
【安心してください、既に皆様の身体は既に生命維持の為に医療機関に運ばれていますよ】
「なぜだ!」
【この企画は数多の世界の政府も関わっている代物でね。
君たちはもし何が起きても平気な人たちからランダム…老若男女関係なしに選ばれたんだ…コレは世界規模で行われている。
日本、アメリカ、カナダ、ロシア、イギリス、中国等々…その他の大国や小国も含まれている】
「政府そのものが関わっているのか」
【だから安心してゲームを続行してくれ】
ざわざわとしていたがその内におとなしくなった。
【東の陣営はとても素直な人たちが多い見たいですね…西は早速ふたつの組織に別れてどちらが上かオラオラしてますからね~まとめ役さん大変だって言ってます】
志織なら上手くやってるよね…。
【早速私たちの想像を超えたことをするプレイヤーの方もいらっしゃいました。
なので今回はその褒美と1週間後に起きるイベント【西と東の小競り合い】と言うイベントが起きます。
参加するしないはプレイヤーの皆さんにお任せします。皆さんのバックに褒美のアイテムを既に送っておきました…ではごきげんよう】
プッと通信がキレた。
「このまま育成センターに行って色々と確認しましょうか」
育成センター
「ここなら安心して調べられるよね?…えっと…あったロゼッタのステーテスプレートで技を調べてと…ファイアーボールはあれよね、火の玉を吐く奴ね」
かげろう
相手に炎で作った幻影を見せ後ろから炎を纏い攻撃する炎技
へぇ…何か凄い技覚えたのかな?…アイテムは何をドロップしたのかな?
【インセクトクイーンの心】
虫系の特別な最終進化系に進化させるためのアイテム
【インセクトキングの心】
虫系の特別な最終進化系に進化させるためのアイテム
「あとは…運営さんがくれたアイテムを確認しよう」
【深心のアクセサリー】
自分の最も信頼する相棒に付ける装飾品でこのアクセサリーを装備した相棒との心の繋がりがさらに深まる装飾品。
「このアクセサリーどうしようかな…」
「♪」
アクセサリーをキラキラした瞳でロゼッタは見ている。
「もう一匹ぐらい新しく仲間に出来るかもしれないわね…でも最初の相棒のロゼッタに着けよう」
いなりはロゼッタにアクセサリーを渡した。
すると首もとに可愛いリボンが現れた。
「尻尾振ってる…ふりふり…喜びようが半端ないわ」
「♪♪♪」
それにしても…ロゼッタには使えないんだ自分で手に入れたアイテム…でもいざと言うとき使えるかもね、いつの間にか夜になってる…夕飯食べて寝よう。
ロゼッタも食べたそうにしていたので食べていたオムライスを分けてあげて食べ終えると休める場所に寝に行って一緒に寝た。
いなりが食事を取るその様子を見ていた男せ…
「おじょ……ぐはっ!」
「貴様は年下相手に勝負を挑んでアイテムを初日からカツアゲしている愚か者でありますか?
あの希少なアイテムはあのお嬢さんがユニークモンスターを倒して手に入れたアイテムであります。
大人げ無いことをしないで欲しいものであります」
「いっててて!コレは違法なんじゃないのか!」
「例え罰を受けようとも貴様の邪魔するであります。一緒に行くであります」
「たっ助け…」
謎の人物に確保された青年はその人物が所属している集団?に組み込まれるまでお話し合いをさせられたが2度と味方相手にカツアゲしないと念書を書かされ事で所属しないで解放されたのであった。