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ワールドフレンドウォーズ  作者: 冬こもり
東の頂点を取るまでの道
31/139

まっまさか!

「ロゼッタ!頼んだわよ!」

「ミューディ…頼むよ」

「オウカ!お前の強さを見せてやれ!」


ロゼッタ、ミューディ、オウカが気合充分で出てきた。


「ボクの下僕…出ておいで、そして恐怖を味会わせろ」

「アタシのお人形さん出てらっしゃい!」

「さぁ…私と共に坊ちゃまと坊ちゃまのパートナーを守り抜きましょうぞ!」

「行きますよ…僕の従者」

「オレっちと共に暴れようぜ!ヒャーハー!!」


すると上からこれぞドラゴン!って言うのとティアラを付けたマーメイドに全身鎧に包まれた馬に魔女ぽいモンスターそしてゴ○ラみたいな怪獣が現れた。


「大きさもさながらね…」

「ミューディに比べたらちっちぇえな」

「このまま押し潰せそうだね」

「…なっなんなんのよ!そのモンスターは!反則よ!」

「全てがシークレット進化か…恐ろしいねボクの将来のお嫁さんとその取り巻きたちは」

「おや…まさかのモンスターですね…坊ちゃまは私の後ろに」

「へぇ…なかなかやるみたいですね」

「オレっちのドラコよりデケーじゃねえか!」

「ボク達から行かせて貰うよ【煉獄の業炎】」

「【宝和のアリア】よ!」

「コレでどうですかな?【絶壁の盾】」

「【リーフゲイル】です」

「【黒炎の柱】ラァ!!」


一斉に攻撃してきたがロゼッタは猛スピードで避け当たらず、ミューディは水を呼び出し水の壁を作り出し防ぎ、オウカは身代わりを出して防いだ。


「なっ!」

「おや…」

「何で効かないんだよぉお!」

「セバス」

「盾となる準備は出来ております」



さてと作戦通りに頑張るわよ!


「あたしたちの番ね!」

「おう!」

「ミューディ【海泡の波動】」

「オウカ【花手裏剣】だ!」

「ロゼッタ行くわよ【雷鳴呼び】よ!」



ロゼッタは空高く飛び上がり雨雲を呼び雷を落としミューディの大きな口から波動砲の如く水泡を出しオウカの色とりどりの花手裏剣が降り注いだ。

だが向こうもさすが上位プレイヤーだけあり手応えが無い……なぜか邪魔が入らないで3時間ほど攻防が続いたが基地の場所もバレずに戦況が動いた。


「うわっ!」


なぜかミューディが沙葉を背中から無理やり振り落とした。


「いっ……………ミューディどうしたの?」

「( ;`Д´)」

「えっ?」

「沙葉!平気!?」

「うん…痛みはあるけど平気…」

「ミューディどうしたんだ!」


【プレイヤー名【沙葉】の相棒がプレイヤー名【真弥】の手持ちに移動しようとしています】


「えっ!?何で!」

「急にどうしたんだ!」

「……………」

「ふふっ…やっぱりアタシの美貌とアタシの人魚ちゃんに魅了されたかしら?それとも…」

「沙葉!何とか言ったらどう」


沙葉は何も喋らなかったがミューディは沙葉のお姉さんの元に向かい甘えている。


【ファントムホエールを仲間に加えますか?】

「こんなに強いんだもの加えるわ!」

【手持ちがいっぱいです…どれを逃がすか決めてください】

「この弱ちぃ犬を逃がすわ」

【本当に宜しいですね?】

「えぇ!」

【ファントムホエールはプレイヤー名【真弥】の手持ちに加えられました!そして【山犬】を逃がしました】

「志織君、早速この子を使おうと思うんだけど?」

「真弥さんの人魚さんには悪いけどお願い出きる?」

「さぁ!行ってらっしゃい!【ファントム】!」

「( `ー´)」

「どうして!ミューディ!」

「……あれ?沙葉はどこに行った?」


いつの間にか沙葉が居なくなっていた。


「また逃げたのね?ホントにグズで抜けね」

「沙葉のお姉さん!実の妹に向かってどうしてそんなことを言えるの!」

「いつのも事よ…沙葉の回りにいる子はあたしやイトコの兄…そして年下のイトコの子を見るといつもこちらに来るのよ…それに成績に対してもそう…平凡な点数ばかり…どうしてあんな不完全な妹がアタシの妹なのかしら?」

「いなり!どうする!」

「これで形勢逆転だね、いなり?」


形勢逆転?そんなのまだ分からないわ!


「ロゼッタ!武治!オウカ!こちらも本気で行くわよ!まだ一度も相手の技に当たっていないんだからきっと出来るわ!攻撃を止めて時間が来るで避けて避けて避けまくるまよ!」

「( ̄ー ̄)b」

「…分かったよ!沙葉が居ないぶん行けるとこまでやってやるさ!オウカ!行けるか!」

「o(*`ω´*)o」

「おや…まだ諦めてないのですね」

「では坊ちゃま…指示を」

「ウォオオ!真弥様に後で鯨を調べさせて貰おうぞぉお!」

「アタシの下僕ちゃん向こうの奴らに突進しながら【水泡の波動】よ!」


ミューディがこちらに向かって攻撃してきたわ……沙葉、どこに居るの?……と心配していたあたしと武治は沙葉の秘めていた感情が解放されたこの瞬間を…忘れることは無いでしょう。


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