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ワールドフレンドウォーズ  作者: 冬こもり
東の頂点を取るまでの道
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第二回総力戦~準備期間~2

「戻ってきたけど…あたしたちが作った土台が無くなって基地になってるんだけど?」

「……もしかして取られた?」


説明してくれた人を呼んでどう言う事か説明いして貰った。


「確かに…この最前線のエリアは貴女方の場所ですよね…中に入って確認してきまー」

「その必要は無いぜ」


基地の中から男女5人組が現れた。


「ちょっと!あたしたちが作った土台に何してくれるのよ!」

「なにって…誰も居なかったから貰っただけよ?」

「皆さんの担当エリアはどうなってるんだ?」

「そんなの知らねぇーよ」

「この拠点はこのプレイヤーさんたちの担当エリアなのですが…」

「だから知ったことはないわよ…別に使っても良いじゃない?私たちは東陣営同士なんだから協力したって事で良いでしょう?」

「ちょっ!」

「ふたりともここのエリアはこの人たちに譲ろう」

「「沙葉!」」

「頑張って作った土台だけどまた作れば良いよ」

「おっ…そこのボウズは良く分かってんじゃねえか。俺様たちの様な強いプレイヤーに奉仕した方が良いって事にな!ガッハッハ!」

「良いのですか?」

「構いません…まだ最前線のエリアは余っていますか?」

「はい…」

「沙葉!コイツらはおれたちの持ち場と材料を奪っ」


沙葉が武治の言葉を封じた…!沙葉なに考えてるのよ!◯っちゃいましょうよ!


「武治、私に考えがあるから安心して、いなりも今回は事を荒らげないで済ましてくれる?」

「………策はあるの?」

「うん、取っておきのがある」

「なら…あたしも今回は良いわ」

「いなりまで!………あーあ…分かったよ!従うよ!従えば良いんだろ!」

「ふたりともありがと、この埋め合わせはちゃんとするからね…と言うことでこのエリアは皆さんに渡します。この場所に置いてあった分の素材も使ったであろうですが…その素材もタダでそちらに差し上げます」

「おっ!太っ腹だなボウズ!わりーな!」

「そう、貴方たち見たいな子供は大人に従ってれば良いのよ」

「悪いわねー?wwww」

「また頑張って作っれやwww」

「お前たちの見たいな子供は後ろで過ごしてな、俺たちが敵を狩り尽くしてやるからな!前回の小競り合い見たいに負けねーぜ!」


絶対にこんな風になってたまるもんですか!と思っていたら、わらわらと5人組は基地の中に入って行った。


「本当に良かったのですか?」

「ふたり共ごめんね…でもダイジョウブ安心して?あの人たちは絶対にこのイベントが始まったら痛い目に会うから」


沙葉の目が笑っていないキレイな微笑みを見て武治と共に震えた苛立ちが吹き飛んだ。

なっ何をする気なのかな?沙葉さん。


「ここで私たちの相棒を見せて敵に塩を送りたく無いからね」

「えっ」

「向こうの方からなんか見られてる感じがしたからさ…それにあの場所は……ふふ」

「沙葉も怒っていたんだな…笑い方が…」

「それじゃ案内してくれませんか?」

「わっ分かりました!今回の事は上に報告しておきます…それでは案内します」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


【分け目の大岩場】


「この場所ですがどうですか?」

「ここは…」


最前線エリアの中でも岩場だった。


「前のより良いかも…こんな場所があるのね」

「秘密基地作れそうだぜ!」

「私も賛成だよ」

「そうですか、良かった!…ではこれからの事は君たちだけで平気かな?」

「大丈夫です」

「また変なのが来たら呼んでね?今さっき何も出来なかったけど…今度は運営さんから渡されている物を持ってきて追い返すから!」


そう言うと去って行った。


「沙葉…考えがあるって言ってたけど教えてくれる?」

「そうだぜ」

「うん、教えるよ…あの場所をあげた理由はね」



沙葉の話によるとあの場所は最前線エリアでもとてもヤバい場所だったらしい。

理由は木や窪地などの隠れる場所なぞがないとにかく何もない場合だからこそ大草原の中で目立ち集中砲火されやすい場所で最初に狙われる場所だとも言った。

運営はあたしたちにはお金に余裕があるそして相棒も強い事も知っているからこそ丈夫で重要な拠点を作らせる予定だったんではないかとの事だった。

あの5人組はそんな事も考えずにエリアを奪ったことでこれからのイベントで他の上位のプレイヤー達の足を引っ張り続けることになって非難され続けることになるだろうね?それに強ければ問題ないだろうともね。

そしてあの皆で作った基礎には間違いが合ったらしい、実はあのマニュアルは敵を罠に嵌めるための罠の作り方マニュアルだったらしい…ので集中砲火を受けたら確実に壊れるだろうとの事…あの人達終わったわ…ざまぁ。


「…どこに拠点を作るんだ?」

「ゲームの中だからこそ作れる拠点を作るつもりだよ」

「さっき買った設計図が意味をなくしたわ」

「それは使う時がきっと来るから大丈夫だよ…実は他の設計図を買っておいたから大丈夫、それに高かったけどもっと丈夫な石材も買い込んだからね…だから前の奴よりもっと良いものが出来るよ」


沙葉が用意した設計図は悪役がよく作るであろう地下にある秘密基地風であった。


「沙葉のマネーは…」

「まぁ大半を使い切っちゃたけど…今回のイベントでその分を取り戻すよ」

「…よし!イベントまでには沙葉の買った設計図を見なが

らあたしたちの拠点を作るわよ!」


初めて作った時よりもテキパキと材料の加工や組み立てが出来た。


「…そもそも前は加工してなかったな」

「うん」

「今日はここまでにしましょう…夜になるし」

「イベントが終わってからテント…家を回収しに工務店だな」

「それは賛成よ、また今日の出来事が起きたら嫌だものね」

「「「(-""-;)」」」

「ミューディたちも疲労こんぱいだね~ご苦労様。…今日は私の指示に従って我慢してくれた皆のために豪勢に行こうか…3冊も料理本も手に入ったし…私の大好物の寿司と巻き寿司と洋食の品を何品か作ろう」



加工した素材をリュックサックにしまってから沙葉が家を取り出し料理が出来るまでこたつの中でロゼッタ達と過ごして料理が出来たらばくばく食べてまたゆっくりしてから寝…られなかった。


「胸の奥の方がそわそわして寝られねぇ」

「あたしも」

「何だろうね?私もだよ」

「眠くなったら寝れば良いんだよ!だからそれまで拠点作りの作業しない?」

「それ良いな!」

「やろう!」


なぜかハイテンション状態で意見が一致しぞろぞろと沙葉の家から出てそれぞれの加工の作業に着いた。


「岩場の基盤もさらに強くしないとだね…ふふふふ」

「土台作りはあらかた完成したぜ…くくくく」

「風景に擬態…もといエフェクト付けて溶け込ませなきゃね…うふふふ」

「「「Σ( ̄ロ ̄)」」」








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