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ワールドフレンドウォーズ  作者: 冬こもり
東の頂点を取るまでの道
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中級ダンジョン攻略3

「こうしてロゼッタに乗って移動出来るなんて…最高ね!」

「( ^∀^)」

「あっ…木の上に木の実生ってる…採取しよう」


いなりは 氷菓子の果実を手に入れた。


「これって……ア○スの実よね……」

「( ̄¬ ̄)じゅる…」

「……食べたいの?」

「( ^ω^ )」

「はい…どうぞ」


ロゼッタは美味しそうにア○スの実を食べた。


「何個か持って帰えろう」

「( ̄ー ̄)b」


ブチブチ実をもいでいると…雪が降り始めていた。


「何かしら…急に寒くなったわね」

「(゜ロ゜ノ)」

「どうし……逃げるわよロゼッタ!」

「(´・ω・`)」


吹雪を纏った婆さんがこちらを睨んでいた。


【緊急クエスト:氷菓子の果実を持ち帰れが起きました】

「えっ……今はとにかく逃げるんだよう!」


ロゼッタは結構な早さで飛び始めた。


「凄いわー!早いし!向こうも猛スピードだわ」


ジェットババアだジェットババアが現れたわ。

必死に走ってるわね~この氷菓子の果実がそんなに大事なのかしら?

さてと…前を向いてボス部屋に行こうかしら?



猛スピードで向かっていると猛スピードで進んでいる武治と合流し少し話してからあたしはそのまま直進したら武治に着いていった見たい…トレイン行為しちゃったかしらね…。


「ボス部屋に着かないわね?行き止まりね」

「(´・ω・`)」

「ここで迎え撃つの?」

「( ・`ω・´)」

「キリッとしても…あたしは降りた方が良いかしら?」


ロゼッタは頭を横に振って降りなくて良いとジェスチャーした。


「吹雪いて来たからそろそろ来るわね」


吹雪を纏った婆さんがこちらにやって来た。


『ア○スの実を全て返せ~!』

「やっぱりア○スの実なんじゃない!」

『小娘~返さんか!』

「嫌よ…こんなに美味しいア○スの実を返すなんて…後で沙葉にデザート作って貰うんだから」

『なら無理にでも返して貰うぞ~!』

「ロゼッタ!蒼炎の柱!」

『ふん!当たる分けないじゃろうて!』


外れたように思えたけど…炎がかすっていた。


『あちゃぁああああ!燃えとる!燃えとるのじゃああ!』

「ロゼッタ!今度は雷鳴呼びよ」


空か雲ってガラガラピシャッ!と雷がジェットバ…ごほん…吹雪を纏った老婆に当たった。


『ぬぉおおお!』

「効果てきめんだわさー」

「( ・`ω・´)」

『ア○ズぅの実ぃ~~~!』

「すっ凄い執念ね…さすがのあたしでも引くわ…」


だがロゼッタは容赦なく蒼炎の柱で止めを刺した。

『無念じゃぁあ!ア○スの実…』


「最後までア○スの実なのね……ロゼッタ…容赦ないわね…もう…あたしの指示を聞いてからやって欲しかったわ」

「(´Д`)」

「えー…じゃないわよ。全くもう…でも助かったわ」

「(´・ω・`)」

「ほらほら…行くわよロゼッタ。ボスの部屋にね」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「ここがボスの部屋ね」

「よっいなり」

「武治も着いて居たのね」

「ボスが出てこなくてオウカと待っていたんだ」

「へぇー」

「沙葉には会わなかったんだが…途中勢い良く水が吹き出した場面を見かけたんだけどな」

「もしかして先にボスの部屋に行って戦って居たのかも知れないわね」


するとボスの部屋らしき場所から看板を持った小人が出てきてドスと部屋の前に看板を置いて部屋に戻って行った。


「「………………………」」



武治と共に看板に近づいて内容を見た。



オーバーキルをしている人たちへ…


氷の渓谷のボスからのお願い♥️

頼む!容赦ない攻撃を止めてくれ!モンスターたちが怯えている!さっきカツアゲされたばっかりなんだ!この内容に思い当たる人たち!どうか頼む引き返してくれ!お願いします!どうか!



「…だってさ」

「名指しをしないだけまぁ…な」

「引き返すの面倒よね?」

「普通のゲームならこのまま進むよな」

「一応進みましょうか」

「そうだな」



ボス部屋に向かった。



「苦しめないで一撃で仕留めてあげましょう」

「同時にヤれば終わるだろうからな」



奥に向かうと土下座をしている?ドラゴンが居た。


『帰ってください!』

「倒さないとクリアにならないから来たよ」

「制覇したいから行っとくか?」

『お願いですから帰って!』

「「無理!」」

『このゲート通ったらクリアになるから!』

「素材欲しいし…」

「おれたちの所に居るしなドラゴン」

『結局はそうなのね!』



【東の陣営に【日帰り温泉】が氷の渓谷にオープンしました!是非ともご贔屓に!…相棒と共一緒に来てね!】



「えっ温泉がオープンしたの?」

「急だな」

「「( ・◇・)?」」

「温泉最高なのよね!」

「さっさとクリアして温泉に行くか!」

『ひぃ!ヤル気になってる!』

「鱗と髭もいで行きましょう」

「おれは鱗と角だな」



いなりたちはアイスドラゴンから逆鱗×2と角と髭を強奪してゲートに入っていった。


『何なんだよー!逆鱗と髭なんてブチブチって抜いて行ったぞ!角に限っては蜘蛛が痛くないピンポイントを狙って切って持って行きやがった!』


そこへあの小人がやって来て。


『良かったですね~命取られなくって』

『そこはそうだな』



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