1名脱落
8時に更新できず大変申し訳ありませんでした。
この作品はスランプに陥った為に一旦休止させていただきます。
作品は必ず完結させますので調子が戻るまで暫くお待ち下さい。
大変申し訳ありません。
「なんでやねーーん!」
「武治は逃げ足が早いなわね」
「巨体のゾンビは走れないんだよね?」
「そうだな。設定情報では無理だな」
「でも向こうははや歩きしてきてるけど?」
「今はどの辺かしらね?」
「……コロッセオの正反対の議事堂の辺りね」
「マジかよ!」
「建物の中に侵入して体勢を整えるんだ!」
あたしたちはイルゼの浮遊術により浮かべられて裏口から侵入した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【バンディラス議事堂】
《客間》
「ここはセーフティーゾーンか」
「さっきからガション、ガションって特有の音が響かないものね」
「一体どうなってるんだ?」
「お爺さんたちを助けに行った方が良いのかしらね?ゾンビたちが元に戻らないし」
「ごめんなさい」
急に嘉帆が謝ってきた。
「どうしたの?」
「波島氏はまだ檻は持ってる?」
「えぇ、持ってるわよ?」
「悪いけど私を中に入れてくれる?」
「もしかして…」
「噛まれてないけど路地で擦って怪我したみたいで出血してるんだよ」
「……本当だ」
「もしかしたらウイルスがその辺に付いていてゾンビ化の可能性があるから頼める?」
「わかったわ…」
あたしは嘉帆を3年前に貰った檻の中にイルゼごと閉じ込めた。
「おれが突っ掛かったからだ」
「…結構狭かったからな」
「嘉帆に関しては様子を見ながらにしましょう」
「それが良いわね」
こうして客間でゆったりと落ち着きを取り戻すまで休むことにした。




