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ワールドフレンドウォーズ  作者: 冬こもり
最後の戦の準備期間
126/139

報告会

【スカイエデン】


《会議室》



「いなりたちは【夜空の聖域】でいったい何が合ったんだ?」

「それはね…」



聖域であったことを話した。



「りりぃたちはそんな事をしていたのか」

「エリアボスにサンバを踊らせていたのか…」

「…途中ロディーヌが黒くなったけど…まさか」

「本来は絶望に染まると元に戻すのに時間が掛かるし戻らない可能性があるらしいわ」



大広場に向かう前に絶望に染まったとアナウンスがなったモンスターが居ると心配してセンチュリオドラゴンが少し話してくれていたのである。



「凶暴化するとも言ってたわ」

「あの時ロゼッタが間に入って止めようとしてくれたけど…止まらなかったもんな」

「……私も頭に血が上っていたから…その影響もあったかも知れないわね」

「そんな事があったのか」



弥一郎さんには大広場での出来事は教えるのは止めておいた。



「でも腕輪に戻る前に元の色に戻っていたよな?」

「えぇ」

「そう思うとあのサブクエストをクリアしたのってもしかして嘉帆かしらね?」

「………お話をじっくりしようと思ったけど…ロディーヌが危害を加える所だったし…今回はお互い様としようかしら」

「…それにしてもソウルスピリットに胸を貫かれたってかなりの重症じゃないか?」

「嘉帆に関してはこう言うのが起こりまくってるよな。呪われてんのか?」

「ただ要領が悪いだけだ」

「ヤチヨ教官様」

「暫く嘉帆は療養だそうだ。ソウルスピリットの欠片やらは残って無いから安心しろ」

「良かった~」

「それより…バグの話は本当ですか?」

「その当たりは運営側と通信が復旧し繋がったらそちらから詳しい話を話してくれるだろう。オレはこの後スカイエデンを隅から隅まで調べてくる」

「もしかして花沢さん逃げました?」

「あぁ、バグに狙われる可能性がある分スカイエデンから出てない見たいだがな」

「…ヤチヨ教官様、私の相棒の鼻を使いますか?」

「そちらの方が早く見つけられそうだな。ではそうさせて貰うとするか。もう休むならスカイエデンの休憩室にそれぞれ向かえ。では沙葉頼んでも良いか?」

「はい。ロディーヌ出てらっしゃい」



ロディーヌは普段の姿であるチワワの姿で現れ少しふてくされてていたがヤチヨ教官が持っていた花沢さんの私物の匂いを嗅いで花沢さんの元に向かうためにトコトコと動き出した。



「あたしは早めに休ませて貰おうかしら?」

「おれは少しエントランスとか行ってから休む」

「俺は元帥ととみさんに報告してからだな」



各々の過ごし方でこの日は終えた。





◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



【スカイエデン】



《訓練場》



「「「「「………………」」」」」

「では花沢、運営側との通信は復旧したのだな?」

「はい……出来てましゅ」

「では東陣営の全プレイヤーも待っているから運営側と通信を繋げ話すように連絡しろ」



花沢さんはヤチヨ教官により教育的指導を受け縛られていた。



『その必要はありません。』











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