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ちょっとした男の子だったお話第5話「雫の誕生日」

この話は第5話です。まだ前の話を読んでいない方は先にお読みください。


前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。


もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。


by霧崎刀

佑日の家は自分の家から、8分ぐらい歩いたところにあって、15階だてのマンションで、604号室である。


家に着くと、久しぶりの佑日の家の中を見てびっくりした。


猫を飼っていた。つい、すぐに名前を聞いた。


葵「名前なんて言うの?」

佑日は黒い子猫を見た後、


佑日「ゴマっていうんだ。本当は、黒猫だから黒ゴマにしようって言ってたんだけど、ダメだって言われたからゴマにしたんだ。」と言った。


雫「なんかして遊ぼうよ!」


佑日「せっかくだし、前みたいに…じゃなかったな。葵は女の子になったんだっけ?まあとりあえず、大富豪でもしようぜ。」


というので、前みたいに負けて佑日に煽られたり、逆に勝って煽ってみたり、ゲームしたり、前みたいに、時間ギリギリまで遊んだ。


あっという間に6時になっていて、もう帰らなくてはいけなくなった。


雫も俺も門限が6時なので、6時に帰っていた。佑日に

葵「またな。」

と言って、雫と帰った。


自分の家に着いたところで雫と別れた。


家に帰ると、夜ご飯が食卓に並んでいた。


今日の夜ご飯は、季節外れっぽいそうめんである。


家族全員で食べ終わると、すぐに自分の部屋に戻り、ゲームをする。

そんなこんなで暇つぶしをしていると、すぐに寝る時間になったので、ゲームを片付け、すぐに寝た。


次の日、3月30日は雫の誕生日なので、昨日作っておいたホワイトチョコを雫の家に持って行ってインターフォンを鳴らすと、雫が出てきた。


葵「お誕生日おめでとう!雫。」


雫「今年もお返しくれたのね!ありがとう!」


葵「それじゃあ帰るね。また今度ね!」

と会話をして帰った。帰ると母さんに、


葵母「もうすぐ学校でしょ?わかってる?」


葵「もちろん分かってるよ。でも早くないか?」と言って自分の部屋に戻ろうとすると、

父さんに呼ばれた。


葵父「分かっているだろうが、極力男であるとバレるんじゃない。気をつけろよ。」と注意された。


けれども今更だが、とあることに気づいた。女学校には、女子トイレしかないんじゃ…と、

当たり前で重要なことに気が付いた。


いつも家のトイレを使っていたし。


さらに当たり前だが、今まで男子トイレしか入っていなかったので、仮に学校に行って、トイレに行きたくなっても、入るときの罪悪感がすごいだろう。(元男)そしてもう2つ、悩んでいることがある。


それは雫以外の女子とあまり話したことがない俺が、女子と喋れるかということ。


一人称が「俺」であるために、男バレしない(???)かということだ。


だいたい学校では、一人称を「私」にしたほうがバレない…と思っているのだが、案外バレたりするのだろうか?まあそんなことを考えていたが、諦めてゲームをしようと自分の部屋に戻り、ゲームをして遊んだ。


今日は家でまったりする予定なので、ゲームをして、ご飯食べて、ゲームして、ご飯食べての完全な引きこもりになり、あっという間に1日が終わってしまった。

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