表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/25

ちょっとした男の子だったお話第2話「体験入学での出来事」

この話は第2話です。まだ前の話を読んでいない方は先にお読みください。


前の話の終わりとこの話の始めは続けて読むことをおすすめします。


もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。


by霧崎刀

葵「明日の体験入学雫は行くの?」


雫「行くけど、葵こそ行くの?」


葵「もちろん行くよ。」


雫「行くんだったら一緒に行かない?」


葵「それは母さんに聞いてからにするよ。」


葵「いったん聞きに帰るね。」

と言って一度帰って母さんに


葵「明日の体験入学雫と一緒に行っていい?」

というと、


葵母「雫ちゃんも行くのね。別に葵がいいなら行ってきなさい。」


と言われたので戻って雫に伝えると


雫「じゃあ明日の7時に私の家に集合ね!」


と言ってくれて、そこからしばらく雫の家で話しているともう夕方になっていた。


葵「そろそろ帰るね!」

と言って帰ろうとすると後ろから、


雫「明日7時だよ!」

と言いながら手を振っていたので手を振り返し、家に戻ると、


リビングの食卓には、俺の好きなデミグラスソースの煮込みハンバーグがあった。


葵「いただきます。」


葵母「いただきます。」


そしてハンバーグを食べ、自分の部屋に戻り、すぐに寝た。


翌日


起きると時刻は6時になっていた。


顔を洗って、体験入学の準備をして、朝食のパンを食べるともう7時だった。


家を出ると雫はまだいなかったのでインターフォンを鳴らした。


するとすぐに雫が出てきて、


雫「ごめんちょっと遅れた。早くいこ!」

と言った後、二人で通学路を歩き始めた。


そして俺たちは学校に向かっている途中、細い道で女の子が男の人に暴力を振るわれているところを見てしまった。


俺は我慢ができず、ゆっくり男の後ろに近づき、頭を本気で殴った。


すると男はふらついてこっちを向いて殴りかかってきて、肩におもいっきり当たってしまった。


そして女の子は助かったが、俺が殴られてしまった。でもこの男は考えが浅いともいえる。


相手はまだ助けようとしているのが1人だと思っているから。


雫が後ろから近づいて蹴り一発で男を倒してしまった。


ちなみに俺は昔から、雫に腕相撲で1回も勝ったことがない。


男を倒した俺たちはダッシュで逃げた。


それから学校につき、体育館に移動して、時間まで待つことになった。


待っていると雫が話しかけてきた。


雫「あの時、何であんなところの子に気づけたの?」


葵「そりゃあなんでかって声が聞こえたからだよ。」


雫「いやいや全く聞こえなかったよ。」

俺は少し驚いた。聞こえていたのになんで聞こえていないんだろうと疑問に思った。


葵「いやいや聞こえたじゃん。少し。」


雫「少しでしょ。葵は昔から耳がいいから。」


そんな話をしていると後ろから女の子に話しかけられた。


???t「私を助けてくれたのはあなた達ですか?」


その子はさっき助けた女の子だった。急に後ろから話しかけられてびっくりしたが、冷静に返した。


葵「そうですよ。」


???t「そうだったんですね。さっきは助けていただいてありがとうございました。」


葵「あなたもミルト女学校に入るんですか?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ