表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/25

ちょっとした男の子だったお話第1話「俺は今日から女子高校生⁉」

リメイク第1話!ひとまず18話ぐらいまでは同じストーリーを辿ると思います。


この話は第1話です。


この話の終わりと次の話の始めは続けて読むことをおすすめします。


もしかしたら関西弁が入っているかもしれません。ご指摘いただけると幸いです。


by霧崎刀

俺の名前は山口葵やまぐちあおい


ついに春から男子高校生に!…なるはずでした。


春休みが半分ほど過ぎたころ、宿題はないので、昼寝でもしようかとベッドに入って昼寝をした。


起きるとすでに1時を過ぎていて、昼ご飯の時間だった。


俺は暇なので2階の自分の部屋から出て歌いながら1階に向かうと、


いつもと声色が違うことに気が付く。


鏡にうつったのは自分ではなく女の子がいた。


俺は思わず、


葵「なんだよこれ!」


と大声で言ってしまい、そのまま母さんに話すと、


葵母「せっかく女の子になったなら父さんの学校に行けばいいじゃない。」


と真剣に話してくる。俺はできるだけ否定したが、意味はなかった。


なぜなら、そんなときに、父さんが来てしまったからだ。


父さんはビックリしていたが、すぐに、


葵父「女の子になったなら父さんの学校に入ればいいじゃないか。」と言われてしまった。


なんやかんやで話が進み、父さんの女学校に入ることになった。


ちなみに母さんは山口恵やまぐちめぐみ。父さんは山口実やまぐちみのるだ。


さらに父さんは家の近くで、成績がいいで有名な「ミルト女学校」の校長である。


今更だが、今までなかったはずの胸が…と思っていたが、男の時とあまり変わっていないようだった。


さらに自分のベッドで確認したが、下の物がなかった。(ご想像にお任せします。)


やっぱりか…そう思いつつ、何をしようか考えて、一つの考えにたどり着いた。


まだ2時になっていないので、あいつの家に向かうことにした。


あいつというのは幼馴染の源雫みなもとしずく。小1から今までずっと一緒だ。


雫の家は1つ家を挟んで隣。


そして徒歩20秒もない雫の家のインターフォンを押す。


雫「誰ですか?」


雫は出てきた瞬間にそう言った。まあそりゃそうか。


葵「俺だよ。わからない?当ててみてよ!」


雫「その言い方は葵だね。」


葵「さすが雫!性別が変わってもわかるものなんだね。」


雫「もう9年間一緒のクラスだったでしょ?というか学校はどうするの?あなたが目指してたのは男子校でしょ?」


葵「まあミルト女学園に入ることになったよ。」


雫「私もそこだよ!というかどうやって入るの?受験はもうないよ?」


葵「父さんが校長だから入らせてもらったよ。」


雫「葵もミルトか…楽しみね!」


葵「ただ約束してくれ。俺が元男である事をばらさないこと。」


雫「当ったり前よ!」


これがばれてしまったら学校生活が無くなる危険があるからである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ