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創造神と愉快な仲間たち  作者: 川森 朱琳
第四章 もう一つの神界〜ラボ〜
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前回までのあらすじ(第三章)


 意思を持ち動き出した神界に訪問者が現れる。


 創造神と名乗るその者は、アンゼスとは異なる色を持ち性格も似つかない。

 その創造神の名は「イアレス」と言い、彼の傍らには「ブルート」と名乗る者がいた。


 二人は人型の男性体で、容姿も瓜二つだった。が、性格は正反対の動と静といった感じであった。


 ブルートはイアレスが創った人型だったが、アンゼスが創ったイレスとは違い、イアレスの能力を分け与えた謂わば分身だった。


 ブルートはアンゼスが創った神界に大いに興味を持ち感嘆するが、その様子がイアレスには面白くない。

 イアレスは初めこそブルートと楽しんでいたものの、元々の短気な性格とアンゼスに対する劣等感が合わさり、不満を爆発させる。


 自分の殻(真っ暗な世界)に籠もり、一人嘆いていると何処からか声が聞こえる。


 真っ暗な世界で姿は見えず声しか聞こえないが、その声は女性(ウェネス)の声で一人で居たいイアレスにしきりに話し掛けてくる。


 追い払っても無遠慮に話し掛け、挙げ句言われたくない言葉を重ねられイアレスは遂に怒りが爆発する。


 その衝撃で殻を破り外の世界(神界)に戻るが、イアレスは正気を失っており目の前にいたブルートに攻撃してしまう。


 イアレスと喧嘩をした際、心無い言葉を発したと考えていたブルートは、その攻撃を避ける事をせずイアレスの怒りをまともに受けた。


 結果、致命傷を負い消滅する。

 イアレスは直ぐに正気に戻るが、ブルートを助ける事も再生する事も出来ず自身の腕の中で消え逝くブルートを見ている事しか出来なかった。


 イアレスは哀しみに暮れ、自身も生きる気力を無くし消えたいと願う。


 そこへもう一人の人型、オアリスが現れる。


 オアリスはウェネスの気配を追って来たところ、偶然その場に居合わせる事になったのだが、イアレスの焦燥ぶりに心を痛め寄り添い抱きしめた。


 イアレスは不思議な安堵感に包まれ、心が穏やかになると光となり空へ昇る。

 すると上空の雲間から真っ黒なドラゴンが降り立ち、オアリスに感謝の意を込め頭を下げ涙する。

 涙はドラゴンの瞳の色と同じオレンジ色の宝石に変わり、オアリスに贈った。


 その宝石はオアリスの体内に吸収され、僅かな時間で互いに信頼関係が生まれた。


 ドラゴンが飛び立った頃、逃げ出したウェネスは神界の北にある氷海に居た。


 そこで、自分の能力の不甲斐なさに自己嫌悪するシィと出会う。


 シィと話しをするが、会話の中で自分が言われたくない事を指摘され、怒りの感情が爆発する。


 怒りは哀しみと合わさりウェネスの体から黒いモヤを発し、やがてそのモヤは海水を巻き込み大きな渦となり、海を徐々に黒く染める。


 異変に気付いたシィとイネスは直ぐに対応しようと動くが、黒い渦に囚われ哀しみに呑まれていく。


 イネスの必死の呼びかけでシィは哀しみの渦から脱し、覚醒を果たし人型へ変化した。


 人型となったシィ、そして自らの意思で集まったクジラの姉妹達も、ウェネスとの戦いで人型に覚醒し、最終的にはオアリスがウェネスの怒りと哀しみを抑え、その力を吸収し戦いは終わる。


 オアリスとの話し合いで、ウェネスは漸く自立を果たし、オアリスと完全に分離し個となった。


 この戦いで、神界には新たな人型…ウェネス、シィ、ロイ、ネイ、カイ、スイ、アデスが誕生し、イアレスとブルートという二人の人型が消えた。


 オアリスは神界ではなく、箱庭の中の地球で人型になり、イアレスとブルートは神界でドラゴンのイブートとして生まれ変わった。


 彼等の今後は未だ未定…


 新たな仲間が増えた神界の今後はいかに…




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