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創造神と愉快な仲間たち  作者: 川森 朱琳
第一章 動き出す神界
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第22話 神界のこれから⑥〜神界の虹〜

お読み頂きありがとうございます。


漸く解説終わります……( ̄▽ ̄;)


『これで大体の説明は終わったかな?

他に何か聞きたい事ある?』


『ハイハイハーイ!』


『はい、イネス!其方は勉強熱心だな♪』


『えへへ…そうですか?ありがとうございます♪』


『『いや、唯の好奇心だろ…』』


黒い一人と一羽は呟く。


『イデス、アデス。全ては好奇心から始まるのだ。

好奇心をバカにする奴は好奇心に殺られる(やられる)』


『『どうゆう意味だよっ!!』』


『意味はないっ!!』


『『無いのかよっ!!』』


『まぁまぁ、落ち着いて。

イデス、アデス。殺られるかどうかは別として、好奇心は大事ですよ。アンゼス様を見てご覧?』


え…殺られる可能性あるの?と、まさかの可能性に背筋が凍る。


イレスに褒められたと思い、胸を張るアンゼス。


『こんな好奇心の塊の様な方ですが「創造神」です』


『え…イレス?………こんな……って……』ブツブツ…


微妙に堕とされた気がして、納得いかないアンゼス。


『イレス…今私をディスったのか?』


『ディスる?はて?

そんな事より…イネス、質問とは何でしょう?』


『……そんな事より…そんな事って…』ヒドイ…ブツブツ…


あっさりスルーされた……


『はい。それはズバリ、アンゼス様とイレス様が住まう神殿の中がどうなっているかです!!』


『『私達の神殿の中?』』


『あ、それ、私も気になります。』

『私も私も〜!』


『アデスは黙れ!』

『何でっ!!』


イデスに泣きつくアデスだったが、イデスは苦笑いしか出来なかった。



『それで、お二人の神殿内はどうなってるんですか?』


『イネス、何故急にそんな事が気になるのですか?』


『だって御神鳥様がお二人の神殿の屋根から吸い込まれる様に消えたと思ったら、神殿の中がピカッて光って…容姿が変わったお二人が出てきたんですよ。

それに、以前から気になってたんです。

アンゼス様がお休みになる時は神殿に籠られて暫く出て来ないから、よっぽど寝心地の良い寝床でもあるのかと…あわよくば同じ物を頂けないかなぁ…なんて…』


『あぁ、そうゆう事ですか。

アンゼス様?教えてあげてもいいですか?』


『うん。』


『先ずは…寝床はあげられないですね。』


『そんなぁ〜〜〜』


ガックリする二人と一羽。

イデス、アデス…お前もか!


『う〜ん、寝床はない…と言った方が正しいですかね?』


『そうだな。そこは私から説明しよう。


私の寝床と言うか休むというのは、其方達が思う休むとは違うのだ。「寝る」と言うより「瞑想」だな。

頭の中を空にする…何も考えない…それが私の「休む」つまり「寝る」と言う事だ。


そして、それは私自身が創った空間に入る事で、寝床というのはない。真っ暗な空間に浮かんで頭の中を「無」にするんだ。

とは言え、時折外の音が聞こえて目が覚める事はあるけどね。

イレスが静かにしろと其方達に煩く言うのは、私を起こさない為の気遣いだな。其方達もイレスを見習えよ。』


『アンゼス様は常に何かを考えているので、起きてる間はずっと頭を使っている状態なので、休む時は出来るだけ長く休んで頂きたいと、勝手ながら動いていただけです。


まぁ、休んでいる間は何も創造されないので仕事が楽になる…というのもありますが。』


『『『そっちがメインだな……』』』


二人と一羽は確信する。


『え〜!イレス、最後のセリフ酷くない?』


『そうですか?ソレハスイマセンデシタ。

それで、後は内部がどうなってるかでしたね……』


『凄い棒読みっ!!』


涙目のアンゼスを気にも留めずしれっと流すイレス。


さすがイレス様……

二人と一羽はまたも同じ事を思った。



『私達の神殿内部は、アンゼス様の「瞑想部屋」と私の部屋、それと貴方達が来た時にお話しする部屋、後は「箱庭」を保管する部屋に分かれています。

とは言え、内装はアンゼス様の気分で頻繁に変わるので、コレって言う説明は難しいですね。


部屋数も広さもアンゼス様が好きに変えられるので、外見だけは神殿風?の白い石の柱で囲まれたシンプルな造りになってますが、中は云わば日替わりですね。


落ち着かないと思う時もありますが、これはこれで飽きなくて良いですよ。アハハハ。』


『『『『何でもありかよ……』』』』


創造神は何でもありなんです……



『他に聞きたい事ありますか?』


『『『もう大丈夫です……』』』


聞くだけ無駄だと悟った二人と一羽だった。



『あっ!後一つだけいいですか?』


『はい。イネス、何でしょう?』


『御神木の上に虹が架かってますが、あれは何か意味があるんですか?』


『あぁ、あれは……』


アンゼスに視線を向けるイレス。


『ん?あぁ、あれか。

あれは……虹だ。』


キッ!と皆の視線が鋭くなる。


『っ!!お、怒るなよ!!

虹は虹だからしょうがないだろ!

強いて言うなら…希望…はカッコつけ過ぎか…。

うん!「可能性の虹」だ!!』


『『『『可能性の虹?』』』』


『そうだ!可能性の虹!!

私の気持ちとも言えるな。


今回神界が動き出した事で、これからここは色々と変化していくだろう。その神界のこれからに対して、無限の可能性があると私は思ってる。


どんな風に変わるのか…考えるだけでワクワクしてこないか?

そんな私のワクワクが「虹」として現れた。』


『因みに名前はあるのですか?』


恐る恐る尋ねるイネス。



『…………「神界の虹」だ!!』


『『『『普通かよ……』』』』


『っな!何だよ、その反応は!!』


『いや、これまでの流れでいくと…ねぇ?』

『名前の頭に「御」が付いたり…ねぇ?』

『何かと掛けてたりするので…ねぇ?』


『何の捻りもない名前だったもので、皆驚いてるんですよ。』


ハッキリ言った……言っちゃったよ……イレス様。


『なっ!……こっ!……ぐっ!』

(なんだと!コノヤロー!と言いたいのを、イレスに叱られるのが嫌で我慢した為出た……ぐっ!)


『アンゼス様、よしよし。』……ニッコリ(女神の微笑)

『イレスぅ〜』……泣きつくアンゼス。

「覚えてろよ!」と心で叫び、二人と一羽を睨むアンゼス。



ブブーーーッ!!

ブブーーーッ!!

ブブーーーッ!!


と、何処かからブザー音が聞こえる…

何かがマイナスになった。


二人と一羽は、ニヤリと笑うアンゼスと目が合う……



『『『何でっ!!』』』



……残念!!


謎のブザー音……怖っ!!

因みに、このブザー音。

「個」になる為の要素に関係しています(*´艸`)ププ

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