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創造神と愉快な仲間たち  作者: 川森 朱琳
第一章 動き出す神界
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第19話 神界のこれから③〜イネスとイデスの可能性〜

お読み頂きありがとうございます。


まだまだ解説は続きます…


本題に戻り、映像の続きを観る。


『……あっ!ここで止めてもらえますか!!』


『ん?どうした、イデス?』


『ここ、アンゼス様…じゃなくて、お鳥様…じゃなくて…御神鳥様が鳴いた後、地面から?何か波動みたいなのを感じて、私の胸の奥の辺りがドクンってなったんです!イネスとアデスは何も感じなかった?』


『あーっ!分かるって言うか、私もドクンってなった!!』


『私もです!!』


『ドクン…か。なるほど……。


それは、神界の鼓動が始まった…って事だと思うよ。私の「意思確認」に対して神界が応え動き出した…その瞬間が其方達にも伝わったんだろうな。

イレスは…意識は無かったと思うけど、何か感じた?』


『ハッキリとは分かりませんが………

ゾクゾク?とでも言いますか…何かこう湧き上がる様な感じは残ってます。

それが、その時の事なのかは私には分かりませんが…。』


『それは、あの瞬間に感じたもので間違いないと思う。私も同じ様に、ゾクゾクしたからね♪』


『アンゼス様。私達はドクンでアンゼス様とイレス様はゾクゾク……この違いは何でしょう?』


『いい質問だね、イデス。

知っての通りイレスは私の分身の様なもので、極めて私に近い存在だよね。そして、あの瞬間私達は一体化していた。当然、私が感じたものはイレスにも伝わる。だから同じ様に感じた。


イネスとイデスは、元々イレスから生まれた…正確に言うとイレスを元に生まれた存在。だから、イレスの感じたものは二人にも伝わる…と思うよね?

でも、イレスと二人は少し違うんだ。


さっき話した「共鳴度」は覚えてる?その度合いが私とイレスに比べて、イレスと其方達では圧倒的に低い。だから、伝わりにくい…別の言い方をすると「精度が低い」…かな?


大きな器から小さな器に水を流し込んだ時にも似てるかな。受け手側である其方達の「力」が、イレスの流すものに対して足りてない…って言うとちょっとキツい言い方になっちゃうけど、分かり易く言うとそうゆう事だね。


言葉を選ばずに言うと、イレスは私の分身で、其方達は私の分身の分身…しかもイレスを二人に分けてるから、実質二人でイレス一人分の分身に匹敵する事になるんだ。


けど、これは私の予想だけど……』


アンゼスは一拍置いて続ける。


『其方達は今はまだイレスの分身の分身の域を超えていないが、もしかしたら…あくまでも可能性の話だけど……


分身ではなく「個」になれる……と私は思ってる。

イレスも今回「覚醒」した事で、「力」の底上げがされた事による「個」の兆しが見えた。

容姿の変化もそれに起因するんだろうね。


初めは誰かを…何かを模した存在だとしても、己の「意思」で変われるって事なんじゃないかな。


あくまでも可能性の話だけどね♪』


ショックを受けていた二人は、アンゼスの可能性の話を聞いて「己の意思…」と何度か呟き、その後目付きが変わる。


『可能性があるのなら…方法は分からないけど、やってみたいです!!』


『そうだね、イデス!!

今は二人で一人のイレス様だとしても、いつか自分一人で一人のイレス様になって、その先に「イネス(個)」「イデス(個)」になれればいいもんね!

どうせやるなら私は目標がある方が楽しいもん!!』


『そうだな、イネス!!

先ずは目指せイレス様だ!!』


『『やるぞーーーっ!!』』


『イネス…イデス…』


イレスは彼等のやり取りを見て複雑な気持ちになった。自分の手伝いがいれば等と言わなければ…自分の「力」がもっとあれば…と、つい自分を責める様な思考に陥ってしまった。


アンゼスはそれに直ぐ気付き、ポンポンとイレスの肩を叩く。


『イレスのせいでもないし、あの二人は大丈夫だから変に悩むな。

アデスを見てみろ。クク…あの阿呆な顔…クク

あ奴の能天気さというか楽観的なところは見習った方がいいぞ、イレス♪』


ポカンと口を開けイネスとイデスを見ているアデスのその姿を見て、イレスもまたポカンと口を開ける。


『アハハハ!いいぞ、イレス!即実行とは…クク』


『え?』


アデスとイレスの様子に気付いたイネスとイデスは、アンゼスが楽しそうに笑っているのを見て、よく分からないけど笑っとこう…と笑った。

四人と一羽は、暫く笑った。



『いいなぁ…この感じ ……楽しい。』



アンゼスはホッコリした。


が、やはり何も起きなかった。



……残念!!



『……え?何か言った?』


アデスは空耳か?と首を傾げた……残念!!




直ぐに脱線してしまい、なかなか先に進まない四人と一羽。

生まれたタイミングが違う彼等の、仲の良さが伝わればいいなと思います。

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