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触手さんは今日も這いずる  作者: トイレの花子
序触・触手さん原始編
13/82

触12・触手さん出口を見つける

蝙蝠を狩り終えた後、拠点に戻ると私は早速コンロで調理した。

石のフライパンに血抜きした蝙蝠を並べ焼いていく、調味料など無いのでそのまま焼くのみである。

暫くするとジュージュー音を立て肉が焼ける匂いが周囲に漂っていく。


あ~堪らんなこの匂い。

しっかりと焼けたところで頂く、触手で蝙蝠を1つ持ち別の触手の口に運び食いちぎる、う~んワイルド。

っか~うんめぇ~、スライムしか食ってなかったから肉の美味さが身に染みる。

つかこの蝙蝠普通に美味いな、脂もいい感じに乗っててちょっといい牛肉ぽい。

こりゃパクパク食えちゃうわ。


うぉォン私はまるで触手火力発電所だ。


焼けたそばから次々に貪っていく、そーいや昔グリードって映画あったな~。

人間次々触手に食われるやつ、今多分そんな感じ。


「...ふ~食べた食べた満足じゃ」


最後の一つを平らげ腹(多分)を擦る、10匹は食ったかな。

少ないように思えるかもしれないけど、1匹が結構でかかったからね、お腹一杯にもなるわ。


さて、まだ焼いてない分は水で冷やしてるのでまた腹減ったら食うとしてっと。

腹も満たされたし食後の運動がてら探索しようかね。


火を消して拠点を後にする、今回は違う方向へ行ってみますか。

前回とは真逆の方へずりずり進んでいく、しっかしこの遅さマジでなんとかしたいんだが...何かいい方法無いかな~


ず~りず~りと進み始めてどんくらい経っただろうか、平坦だった道が登り坂になっていく、

地下っぽいので上に行けば出口があるかもしれないな~、とか思っていると、

...ん?何か明るくね?


徐々にだが洞窟内が明るくなっていく、それはつまり...


うぉぉぉl!!あれ出口じゃん!!!!!


登りきったその先には大きく開いた穴があり、そこからは眩しい外の世界が映し出されていた。


よっしゃぁぁぁ、これで外に出られるぞ~いやっほ~う!!


その喜びに思わず走り出す(遅いし別に走ってるわけでもないが)

そして穴から私は跳び...


出せなかった。


ベチンと壁にぶち当たる。

そこに壁があるわけでもないのに盛大にぶち当たった。


痛ったぁ~...え、何これ、なんも無いよね?ど~なってんの?

進もうとしても見えない壁で進めない、触手でベチベチ叩いてもダメ、何かがここにある。


よ~く見るとうっすら何かが見える、模様...?

それはまるで魔方陣の様で、見知らぬ文字もビッシリと描かれていた。


...何じゃこれ、もしかして結界か何かか?

出口に魔方陣、普通に考えて結界としか思えない、私のゲーム脳がそう囁くのよ。


それから色々あ~だこ~だと試してみたがここを通れそうになく、

私はがっくりと肩を落としながら(肩無いけど)その場を後にするのだった。


くっそ~絶対ここから出てやるからなぁぁぁぁ。

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