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エピソード1 状況

章の始めってどういう書き方で進めればいいのか迷います。

あれから丁寧にお断りして家に帰ってきた。


 はぁ、何なんだいったい……。携帯を取り出して投稿をする。


『今どういう状況?朝起きたらでかいバッタは居るし、仕事は休みになるし、御神体にお祈りに行ったら天狗に協力を求められたんだけど。』


 色んなことがあり頭が痛くなってきたので、鎮痛剤を飲んで1時間ほど横になる。


 1時間横になっていたが、特に大きな音や襲われることもなく、今まで通り平和だった。軽くニュースなどを見つつ、SNSを開くと、結構な反響があるようだ。


『釣り乙』

『写真もないなら信じれるわけないだろ笑』

『俺も沖縄に住んでるけど神いた笑』

『俺も俺も北海道に住んでるけど天使いた笑』

『協力って何を協力してって言われたのか詳しく知りたい』

『俺は心霊スポットに行ってみたけど、なんか今までより雰囲気あるし何かいたような気もする』


 など数多くのコメントが寄せられており、大体が嘘だと思い信じていない。残りのコメントも信じてはいないが興味本位で書いてあるものだろう。って言っても実際何を協力して欲しかったのかはわからなかった。というか天狗って色んな知識持ってるんじゃなかったか?次会う事があれば聞いてみよう。


ドゴォン!


 そんな事を考えていると大きな音を立てて家の一部が再度崩壊する。砂埃が家の中に舞う。


え?何?また何か来た……?


 さっきは狙われなくて大丈夫だったけど、今回あんなのに狙われたらやばい。絶対食われる。焦りがくるも音を立てないようにと慎重に行動をし、身を隠す。


「あーどこ行ったかのぉ、ここら辺にあったはずじゃが、んー」


え?天狗……?え、何をしたんだ……?


「んーないなー、っておぬし居たのか。ってあったあった」


「おぬし少しだけ待っておくれ」と言いつつ羽団扇を拾い上げた瞬間、羽団扇の向いている方向の家の一部が再度吹っ飛び崩壊する。


「え!家が……最悪だ」


 天狗の持っている羽団扇がどういう原理なのか振った瞬間に家を吹き飛ばした。今度は屋根も大きく壊れたため、修理代もない今は最悪な気分だ。


「ん?家か?ごめんごめん、ほれ!」


 そう言って天狗が羽団扇を掲げた時に光が円を描くように走り、崩壊した家があった箇所に元通りのように家が修復されていく。見たことが無いような神秘的な光景にあっけに取られてしまう。


「どうした?何か必要なことがあれば聞くが、わしには時間がたっぷりとあるからな」


「え、いや……協力って、何を協力したらいいのか聞きたいなーとか」


「おお聞いてくれるか!わしが助けるから、格闘ゲームという物をしてみたい!」


「格闘ゲーム?助ける?何をですか……?」


 魔法に気を取られていたが、格闘ゲームをしたいと天狗の口から出たことによってそっちに気を持っていかれる。それに助けるって、今はニュースでも見たけど都心部にだけモンスターが現れてるそうだけど、実際抑えれてますと言っていた。助けられる必要はないんじゃないのか?それに実際襲われているわけじゃないから現実味がない。本当に起きていることなのかも信じれてない。


「そうじゃ格闘ゲームじゃ。そして今おぬしが居る世界がどのようになっておるか知っておるか?」


そう言い少し真剣な顔になる。


「都心部が少し襲われてるってニュースは見ました」

「そうじゃのう、今この世界は2つの世界が繋がっておる。今ある地球は形はそのままだが半球状態になり反対側にも同じように半球状態でもう1つの世界が繋がっておる。そしてそのもう1つの地球が厄介なのだ。一言で言えば魔物が居る世界とおぬしらがいる世界が繋がったのだ」


 天狗が説明をしてくれたおかげでだいぶ分かった。今後この世界は1年後に魔物が人間のいる世界、人間界にも進行してくるようになるらしい。今の人間ではまず勝てないような強さの魔物ばかりのようでその手助けをするから格闘ゲームをさせてくれとの事。ここまで詳しいのは過去にも何度もこのようなことが起きているようで前の地球では人間は魔物に負け、魔物は人間との争いで生まれた毒素。そして食べ物が少なくなり絶滅したらしい。それで前の世界にいた人間に格闘ゲームという物を教わって楽しかった為、協力を要請してきたということだ。なんでももう1つの世界にも人間と同じく知性を持った生き物はいるらしい。そして敬語は必要ないとのこと。


「協力してくれるか?」

「したいのは山々だけど、格闘ゲームする時間ある?」

「そうじゃな、良いことに気づいたな。格闘ゲームをするには時間とと何が必要じゃ?」


 そういうと天狗こと風魔ふうまはニヤリと意地悪な笑顔を浮かべながらこちらを見る。


 あー、そういう事か、人間が死んでしまっては格闘ゲームをする人が居なくなってしまう。人間を助けろと言う事っぽいな。


「一緒に遊ぶ人が必要?」

「おぉ、そうじゃ。それにな」


天狗はそういうと少し溜めて言う。


「競争相手がたくさんいる中で、最も強くなることが大切なんじゃ!」

簡単に書きたいところでも文字数凄く使ってしまいますね。読みづらかったらすみません。

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