おかしい
こんばんは。今日もがんばって生きています。
二日間の休日、たっぷり休ませてもらいました。たくさん現実逃避もしました。
だけど、ああ、これで寝ちゃえばまた学校なんだ、と思うと憂鬱で仕方ありません。
やっと一日が終わっても、寝ればまた一日がやってくる。やっと学校から解放されたんだと思ったら、また学校へ出向かなくてはいけない。
一体いつになったらわたしは卒業できるんだろう。あんな奴らと離れられるんだろう。
でも、こんなのは贅沢な悩みです。
世の中には、勉強したくてもできない人、明日を迎えられない人がたくさんいるんです。わたしは恵まれている。満たされた今の環境に感謝するのが普通だ。できないと親不孝者だ。
だから、わたしは親不孝者です。
今の環境を苦に思うわたしは贅沢者で、もしかしたら異端者かもしれない。
学校から帰り、夜になれば寝て、起きたら朝で、学校へ行かなくてはいけません。わたしには、それが早く寝たら寝るだけ学校へ出向く時間が縮まる気がするんです。睡眠は学校への近道! みたいな。
なのでわたしは、毎晩夜更かしをします。
前に書いたとおり、すっごく眠いと考え事しないで寝られる、という理由で夜更かしもしますが、最近ではこっちの理由の方が大きかったりします。一度ふっきれたので、それからは考える作業をある程度ほったらかしにしているからです。
逃げたら、本当に楽になりました。
そんなことしたって、いずれは壁にぶち当たるのに、でも楽だから今は逃げています。
傷つく言動は無かったことにしています。時々思い出すけど。
人を平気で傷つける人は苦手です。
本当のことを言うと、嫌いです。大嫌いです。
なんで楽しそうに見下すんだろう。笑って、しかも大声で悪口を言うんだろう。
傷つける人がいるってことは、傷つく人もいるってことに気づいてほしい。それでも学校に通い続ける人に追い討ちをかけないでほしい。
同い年なんだから。
と、わたしがここで偉そうに言っても、クラスメイトには伝わらないんですよね。伝えるには、教室で、大声で、はっきりと言わなくちゃいけない。
でもわたしにはできない。そんな大それたこと、絶対できない。
なんてふがいない。なんて情けないんだ、わたし。
そんな自分が大嫌いです。だいっきらい!
それと、わたしはバスのアナウンスも苦手です。
正確に言えば、いつも降りるバス停の名前をアナウンスする瞬間です。
うわ、学校に着いた、と。
バス停から学校まではそれなりに距離があって、降りた場所から校舎は見えないのですが、あのアナウンスがどうしても駄目です。
学校というものに、現実味を持たせるんですよね、あれ。
「おら学校だぞ!」
と、背中を押されるような感じです。表すなら。
だから、聞くと憂鬱になります。耳を塞ぎたくなります。本当に苦手なんです。
そんな風に思うわたし、やっぱりおかしい。
冷静に自分を見つめると、どれだけ幼稚で、情けないかよく分かります。
どうしても自分が好きになれない。よくこんな奴がふてぶてしく育ったと思う。
もう少しだけ自信が欲しいです。これ以上、情けない思いはしたくない。そろそろ自分の部屋の中で暴れだしそう。
時々、想像するんです。
わたしはベッドの上で、低反発まくらをばんばん叩きつけて、わんわん泣いて、叫んで、本棚につまった本たちを引っ掻き出すんです。
想像すると、胸が熱くなります。心臓がドッ、ドッ、と高鳴ります。
どうしようもできない鬱憤が弾けそうになる瞬間です。すぐにおさまるけど、いつかは晴らしたいと思う自分は変です。おかしい。
いつになったらこの悩みをぶちまけられるんだろう。
自分が悩んでいること、考えていること、全部ぜんぶ打ち明けたい。たくさん泣きたい。
ケータイのボタンに八つ当たりするだけだなんて、虚しすぎる。
でも、そんなのは贅沢な悩みです。こうやって日記が書けるんだから。
明日もがんばります。めちゃくちゃがんばります。
バスのアナウンスも、しっかり受け止めます。
ファイトだわたし。
もうすぐ楽になれるよきっと。