呪い99-最強アイドル
『世界の名医10選! 第一位は! 四二杉ま……』
ブチ!
「さあ! ご飯を食べましょう!」
詠美はテレビを消してご飯をテーブルに置いた。
(こいつ……本当に金のみで結婚したんだなあって思った瞬間五選)
代は詠美の行動に顔を引き攣らせる。
「でもあの男本当に名医何ですねえ……」
「治療相手は漏れなく穢れるけどねえ……」
「まあ天才と化け物は紙一重なのかもしれないねエ」
代は自分にも天才的な才能があるかと思って色々試すがなんか違うという理由と長続きしないと自分よりもうまい人間がいるという理由で辞めていった。
というか面倒くさいという理由が一番でかい。
「彩夢ちゃんまた役が決まったんだっけ? 凄いわね! あの男と違って喜べるからいいわね!」
「ありがとうございます! これからも頑張ります!」
そして、食事が終わると
「さて! お風呂先いただきますね!」
「ええ! 良いわよ! 彩夢ちゃん!」
代美は少し恥ずかしそうに
「あのお? 一緒に入っても良いですか?」
「ああ……それはさすがに……一人の時間も欲しいんで……」
「そっそうですね! 申し訳ございません!」
さすがに頭を下げて謝罪した。
代は代美に
「はは! 断られてやんの!」
と小ばかにするように嗤う。
「ばか!」
詠美は代の頭を殴る、しかし全く動じず嗤い続ける。
そして、彩夢はお風呂に入りに行った。
その後、肌を見せないように服を着て上がって来た。
「凄い徹底してますね……全く弱点を見せない様に肌すらあまり見せないなんて」
「うふふふ、アイドルの嗜みですよ」
そう言ってノートを開き、宿題をした。
「うわ……スラスラ答える」
小声で代美は彩夢の勉強の邪魔をしない様に部屋に戻る。
代はノートを見ながら
「べんきょーおせてー」
「あああ……はいはい」
そう言って彩夢はノートを見ると汚すぎて何も読めなかった。
「これを解読する先生の気苦労が悲しい」
「酷い事をいうな」
そして、そのまま勉強を見て貰った。
代が成績を落とさないのはそれが理由であった。




