呪い98-緊急手術
「お邪魔しまーす」
彩夢は四二杉家にお邪魔する。
「ねえねえ! 彩夢は枕」
「黙れ!」
代美は代の口を塞ぐが
「ペロペロ」
「うわああああああああ!」
舐められた手を離す。
「代は女が口を塞いだ場合は舐めるから気を付けて、因みにあんただって知ってるでしょ? 私には枕営業は無理よ」
「ああそうか……忘れてた……」
納得する代に代美は
「ほ」
それを聞いて安心した。
「誠はそれでも大丈夫ですよ?」
「そうですか、でも大丈夫私売れてますから」
そう言って枕の必要性の無さを答えて受け流した。
「さてと、詠美さん! 料理教えてください!」
詠美は嬉しそうにしながら
「良かったわ! 最近は代美さんに教えてるから任せて!」
そして、二人は料理場に立った。
「うむ……女性の立っている料理場は勃ちますな代殿」
「うむ、母親と従兄でなければ勃っていた」
グシャアア!
ブシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
代は脳天から大量出血した。
「今すぐオペの準備を! 代美君!」
「気安く指示しないでくれる?」
代の頭に刺さった頭の包丁を抜いた。
「痛いなあ、……彩夢! 従兄を刺す! 許されない殺人行為! 炎上案件炎上案件!」
と言ってスマホのSNSで呟こうとするが
バキイイイイイイイイイイイイイイン!
「ああ! 俺のスマホがあ! なんてことを!」
「すぐにオペの準備だ! 工具!」
誠のオペでスマホの一命は取り留めた。
「スマホおおおおおおおお! 良かった! 本当に良かったアアアアアアア!」
「さあ! 犯ろう! 息子よ!」
「「うわ」」
「あいつ本当にヤバ」
「あいつは愛の戦士だから」
息子に手を出そうとした父に一本の電話がかかった。
「何! クレーン車の荷物に押しつぶされてグチャグチャの三歳児が! 分かった! すぐにオペの準備とホテルの準備だ! というわけですぐにしないといけない仕事がある! すまない行ってくる!」
「いってらー!」
「頑張れー」
「がんばー」
「いや! ホテルも必要ないしていうかそれ救えるの!」
三歳児は救えた。
無事後遺症も残らず、元気いっぱいで5日後に外で遊べるようになった。
そして、両親ともにホテルでいっぱい感謝し、誠と愛を囁いた。
誠は腕は確かだった。




