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呪い97-話題性

代は携帯を見るとそこには彩夢からの沢山のラインが来ていた。


「あいつ……メンヘラかよ……」


そこには夏休みのスケジュールと世話の予定がビッシリ記載されていた。


「うわ……何この秒単位のスケジュール……」


その言葉を聞いて代美は


「秒単位……って凄いわね……見せて」



代美は代の携帯を覗くとそこには


料理の時間と仕事の時間と休む時間がビッシリ書かれていた。


「いや……アイドルならこれぐらい当然じゃない? 寧ろ時間作ってくれて本当に凄いわね……そう考えるとあの子って本当に売れっ子よね」

「へーそうなんだ……テレビでたまに見るぐらいで知らないけど……」


代の世間の興味のなさに


「せめてテレビぐらい見なさいよ……話題情報とか知らないから友達とも話せないのよ」

「アニメは見てるよ」

「いや……確かに最近ではアニメも話題の中心にはなってるけど……もっと時事とかそういうのに興味を……」

「中学生に何言ってるの? 代美さんが中学生の時興味あった?」

「う!」


学生時代はとにかく時事や政治の話題が嫌いだ。

大人になっても嫌いな人間はいるが、それでも選挙権もない自分達にとっては授業やテスト以外触れる事がなく寧ろ忌み嫌う話題である為、尚避ける傾向がある。


その上、代は関わりたくない皆とそんな情報を話し合うという事すらも億劫で自分の好きな事のみに情報を絞って生きている。

皆が関わろうとしない部分もあるが、代自身が関わる事を面倒がっている事が一番の原因であり、話題性を知ることに対しての嫌悪が重なっていくという負のスパイラルが完成していた。


「彩夢今日ここに来るのか……取り敢えず料理器具が何処に置いているかを確かめるんだって……」

「そうなの! それじゃあ食事も用意しないと!」


詠美は張り切って料理本を確認していた。


「さてと、お父さんはどうするの?」

「うう……あの子俺の事を本気で流すから悲しいんだよねえ」


代はそこに関しては


「まあ芸能人らしいからストーカーとの対応をに慣れてんじゃね?」


その言葉を聞いて誠は


「ストーカーって……」

「後は枕営業を誘う人とか? 新人アイドルには多いらしい……そうだ! そのことを詳しく……」

「ダメ!」


代美は怖い表情で睨み着ける。


「なんで? さっき話題性は大切って」

「お前はパパラッチか! そう言う話題はいいの!」


結局代は本気で聞こうとすることを阻止された。


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