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呪い96-実家出禁

再び代は家に帰ると宿題を適当に終わらせて食事を開始させる。


「うわ」

「おお! 代! ハグハグウウ!」


誠が当然の様にそこにいた。


「何でいるの? しばらく帰らないんじゃないのか?」


代はそんな誠に質問すると誠は


「手術は終わった……夜の執刀もな……親族は心も体も満足そうにしていたよ」

「お前本当にヤバいよな……それでよく医者が務まるものだ……」


ガチで引いている代に誠は


「でもみんな喜んでるよ?」

「ほう……喜べばそれで良いとかなかなかな精神構造だな……絶対お前性病とか発症させてるだろ?」

「フフフ……私を誰だと? そんなの私には関係ない! 菌だってウイルスだって愛せるラブハンターなんだから!」

「そこは普通医師だから治せるでなくて?」


あまりの性欲に代は完全に恐怖している。


「ご飯できたわよー」

「オイお母さん! こいつ本当に大丈夫なの! どうやってこんなモンスターと結婚しようと思ったの? いくらレイプさせてでもって……」

「だって金持ってんもん……それ以外に結婚しようとは思わなかったわ、しかもお父さんもお母さんも結構乗り気だったし」

「騙されてたとはいえなかなかすげえな……さすが祖母ちゃんたちだ」


その時、代美は


「この会話本当に頭おかしい……」


常識を忘れない様に自分の頭にその言葉を浮かべていた。

すると詠美は


「あと、今年の夏休みに私と父さんで実家に帰るけどご飯はチンしてね」


そう言って冷蔵庫を指さす。

代は頷くと代美は違和感を覚える。


「え? 代君は行かないんですか?」

「代は出禁喰らってるから」

「あんた何やらかしたの?」

「煽った」


その言葉だけで代美には十分理解出来た。


「その間一応は彩夢ちゃんがあんたの世話係よ、代美さんはどうする? 一緒に来る?」

「いやさすがに余所様の実家までは……仕事もありますし……彩夢ちゃん一緒に代君を見張っています」

「ありがとう」

「うーん! 君は良い子だ! いい子いい子しよう!」

「触らないでください」


手を振り払うと誠は悲しそうにする。

詠美は


「この男は沢山の種を残すいわば人類の生命線なのかもしれないわね……今何人目だっけ?」

「学生時代から合わせると72人目」

「何が!」

「子供の数」

「ええ!」

「安心しろ! 俺にはそれを養うだけの金はある! 金だけはある! 例え命を引き換えに奴等に金を与えられるなら金を与える! 俺は愛の戦士だから! 俺は愛の医師だから! この愛の意思には誰にも砕けやしない!」


と堂々と言い切る誠に代美は微笑みながら


「愛の意思を守る前に法律を守ってください」


至極真っ当な意見で論破する。

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