呪い92-部活動に
「いや……真っ当だろ……」
「お前こそ何言ってんだ? あの不良共と同じこと言ってるぞ? 引くわあ」
「自分こそが正しいと思って過ごしてきた奴は本当に面倒だ……」
呆れたような声が出て来た。
「何でだ! 明らかにこいつがおかしいだろ!」
「ださ……皆を仲間に着けようとして逆に敵を作ってやがる」
代は春郎を鼻で嗤った。
そんな代を見て春郎は睨み着ける。
「良いから俺の鉛筆を置け! 勝手に使ってんじゃねえって話をしてんだよ!」
「そうだそうだ! 離してやれよ!」
「返せ返せ! お前の物でもないだろうが!」
「そうよそうよ!」
そんな言葉を聞いて鉛筆で代を刺せなくなり、男子生徒に鉛筆を返した。
「わかりゃ良いんだよ!」
「フン」
「最初っからそうすれば良いのに」
しかし、代に対しての文句を止めるように言われていない為再び代に文句を言うとすると
だが
キーンコーンカーンコーン
「授業が始まるぞ」
「ざまあ……休憩時間終わってやんの!」
春郎は怒り狂いながら
「ああああああああああああああああああああああああああああああ!」
と叫びながら代を殴ろうと襲い掛かるが
「コラ! 青野! 何をしている! すぐに席に着きなさい!」
そう怒鳴られる。
「くそ! 覚えてろ!」
「断る……」
代はそんな春郎を馬鹿にするように舌を出して教科書を開く。
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その後、授業を終えると春郎は再び代に向かって
「さっきはよくも馬鹿にしたな! ふざけるなよ!」
とズンズンと音を立てながら代に近づいた。
「フン、バーカ」
そう言って中指を立てると
ボキ!!
代の指をへし折る。
「いてえなあ……全く」
「ざまあみやがれ! この屑が!」
「うるさ」
何処からか一人の女子生徒の声がした。
代は誰が言ったかは目で見えたので
(こいつまさかまだ自分がモテると思ってるんだろうか?)
と不思議に思った。
その後も、代には文句や罵詈雑言を言っていたが
すべて無視していた。
そして、学校が終わると春郎はサッカーに向かった。
代は
「さてと、いつもここでスマホゲームしてたけど……あいつの話を無視してゲームしてたから周回は終わったんだよなあ……そういや部活俺入ってないけど……今どんなんになってんだろ?」
いつも気にならない事を何となく気になった代は立ちあがり冷やかしついでに部活青春を送っている人間を観察しに行く事にした。




